【「R」モデル拡大】VWアルテオン 新しいRとRシューティングブレークを追加 2020年第4四半期/2021年前半発売 欧州
公開 : 2020.02.27 10:50
VWは、アルテオンRのフェイスリフトモデルを2020年の第4四半期に、アルテオンRシューティングブレークを2021年前半に、それぞれ発売します。VWが開発する最後の新しい燃焼エンジンモデルとなるそうです。
アルテオンR
フォルクスワーゲンの電動ID.シリーズの開発計画が進むなか、同社のR部門は、燃焼エンジンモデルの新しいニッチマーケット拡大に力を入れている。
最近、最高出力300psのTロックRを追加したVWのパフォーマンス部門は、現在、アルテオンのラインナップに力を注いでいる。
新しい334psのレンジトップのアルテオンRサルーンは、2020年の第4四半期に、ミッドライフのフェイスリフトとして発表される。
クワッドテールパイプやブルーブレーキキャリパーなどの、Rらしいデザインをほどこされたテスト車両が、すでに目撃されている。
アルテオンRシューティングブレーク
R部門は、アルテオン・サルーンのホットバージョンに続き、2021年前半に、同様のパワーを搭載したアルテオン・シューティングブレークの発表を予定している。
このクーペ兼エステートは、年初に標準モデルが発売される予定で、VWが開発する最後のまったく新しい燃焼エンジンモデルとなる。
実用性の向上と積載スペースの拡大を目指して、アルテオン・シューティングブレークは、より長いルーフと傾斜したテールゲートを採用する。
VWのインサイダーは、「特徴的なスタイリングを維持しながら、エステートのような品質」を持ちモデルと表現している。
新しいアルテオンRは、2020年後半に発売予定の新しいゴルフRと同じバージョンのターボチャージャー付き2.0Lエンジンを搭載する予定だ。
最近、ドイツのVWディーラーのプレゼンテーション資料で明らかにされた情報によると、4気筒ガソリンユニットは最大出力330psと最大トルク45.9kg-mを発生すると言われている。
7速デュアルクラッチ・ギアボックスと4輪駆動システムを介してドライブを送り、ドライブをより後方に配分するために作り直されたと、AUTOCARは予想している。
一方、現行アルテオン・モデルの中で、最もパワフルな2.0 TSIは、190psと32.6kg-mを提供する。
新しいトゥアレグRも、2020年の発売が予定されている。
このモデルには、ポルシェカイエンSハイブリッドと同様の、プラグインハイブリッド・ドライブラインが搭載される。
ターボチャージ3.0L V6エンジンと、ギアボックス搭載型の電動モーターが組み合わされ、約456psを発生する。