【改良新型】メルセデス・ベンツEクラス、マイナーチェンジ BMW 5シリーズ狙う ジュネーブショー2020
公開 : 2020.03.03 17:31 更新 : 2020.03.03 17:33
ここ最近注目されていたメルセデス・ベンツEクラスがマイナーチェンジ。ライバルであるBMW 5シリーズを狙います。プラグインハイブリッドが拡充され、インフォテインメント/ドライバー・アシストを更新。
Eクラスがマイナーチェンジ ディテール変化
メルセデス・ベンツは、5代目Eクラスをリフレッシュした。
エクステリアのほか、電動化エンジンやインテリア、新技術投入をおこなうことで、BMW 5シリーズに勝負を挑む。
外観は前後ライト/バンパー/グリルに変更が加えられている。なかでも上位グレードは、同時に発表されたメルセデスAMG E53の影響を受けた外観だといえる。
また、車高が高まり、フェンダーアーチモールがつく「オールテレイン」モデルは、同門のほかのSUVと外観上の共通点を増やした。
ソフトウェアの更新に注力 快適性向上へ
外観の変更がごくわずかであるいっぽうで、ドライバーアシストやインフォテインメントなど、ソフトウェアの更新に力を入れたという。
MBUXインフォテインメントのために、10.25インチのスクリーンが2枚鎮座し、さらにオプションで12.3インチも選べる。また、タッチコントローラー付きのステアリングシステムが3グレードで展開される。
ガソリン/ディーゼルPHEV 7種類が設定
ガソリン/ディーゼル・プラグインハイブリッドが7種類設定されるほか、駆動方式は前輪駆動/四輪駆動の2種類から選べる。
プラグインハイブリッドの最高出力は、ガソリンが156-367ps、ディーゼルが160-331psと幅広い。
詳細は明らかになっていないが、48Vマイルドハイブリッドの4気筒ガソリン/6気筒ディーゼルも用意される。
英国では5月販売開始 やや値上げか?
AUTOCAR本拠地のある英国では5月より販売開始されるという。また9月にはデリバリーが始まる。価格詳細は明らかになっていないが、現行モデルより、やや高価になると考えられる。
その後、クーペ/カブリオレ、中国試乗はロングホイールベースも加わる見込みだ。