【高性能バージョン初のスパイショット】ジャガーFペイスSVR フェイスリフトへ プロトタイプを発見 2020年後半発表か

公開 : 2020.03.19 11:40

改良新型ジャガーFペイス SVRが、テストを行う様子が初めて発見されました。クワッドエグゾースト、大径ホイールとブレーキなど、最新のSVRモデルらしさを備え、今年後半の発表が予想されています。

FペイスSVR、改良新型へ

text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン)

ジャガーが、フェイスリフトの準備を進めているSUVモデル、Fペイス SVRがテストを行う様子が初めて発見された。

ヨーロッパの道路で、多数のプロトタイプのテストが行われているため、ジャガーは今後数か月のうちに発表することを目標に、準備を進めていると考えられている。

ジャガーFペイスSVRのプロトタイプ
ジャガーFペイスSVRのプロトタイプ

フェイスリフトによる変更点

Fペイスの標準バージョンとSVRバージョンの、両モデルに加えられる変更には、デザインを一新したLEDヘッドライト、変更されたグリルと吸気ダクトと、よりタフで、よりはっきりしたスタイリングラインを備えたボンネットが含まれる。

詳細はわからないが、テールライトのデザインも変更されているようだ。

ジャガーFペイスSVRのプロトタイプ
ジャガーFペイスSVRのプロトタイプ

クワッドエグゾースト、大径ホイールとブレーキ、および低く設定された最低地上高など、最新のSVRモデルらしさを備えている。

目撃されたSVRからは、その変更がフェイスリフトの範囲にとどまることがわかるが、5.0L V8スーパーチャージドエンジンが引き続き採用されるかどうかは、まだ明らかになっていない。

ジャガー・ランドローバーの現行V8エンジンを製造している、英国ウェールズのブリジェンドにあるフォード所有のエンジン工場は、今年の秋に閉鎖が予定されている。

そのため、十分なエンジンを備蓄するか、もしくは別のパワートレイン(例えばBMW製)に切り替えることが予想されている。

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