【復活へ 試作車スクープ】ロータス・エスプリ新型か プロトタイプ初撮影
公開 : 2020.03.19 15:50
新型ロータス・エスプリの開発車両を撮影。2021年デビューで、トヨタ製V6エンジンと、ロータス製ハイブリッドを搭載すると予想されます。
デビューは2021年
英ロータスが、往年の人気スポーツカー「エスプリ」の精神を受け継ぐ新モデルを計画している。
V6エンジンを採用し、10万ポンド(1253万円)超えの価格帯になると予想される新型。AUTOCARのカメラマンが、テストする姿を初めて撮影することに成功した。
開発途中のプロトタイプを目撃したのは、ロータスの本部が存在するイギリス・ノーフォークのヘセル近郊。
エヴォ―ラのボディシェルをまとうカモフラージュを施しているものの、最新のシャシーに適応すべくワイドボディに変更されているのが分かる。
開発の初期段階にあることから、新モデルのスタイリングのヒントを得るのは難しい。おそらくは、昨年発表されたハイパーカー「エヴァイヤ」のデザイン言語を多く採り入れることになるだろう。
V6ハイブリッド採用か
予想されるパワートレインは、トヨタ製のV6ユニットに手を加えたもの。500psを超えるパワーを発揮するために、自社開発のハイブリッド・システムを搭載することになるだろう。
これにより、エヴォーラGT410の出力を上回ることになるが、エヴォーラの直接的な後継モデルに新型エスプリが位置付けられることはない見込みだ。
新型エスプリは2シーターのミドシップ・エンジン・レイアウトを採用すると思われ、エヴォーラに用意される2+2のパッケージとは異なるわけだ。
車体構造については、同社の押出成形アルミニウム・プラットフォームを使う最後のモデルとなる。新設計のアーキテクチャーは、ポルシェ718ボクスターのライバルとして登場する新型エランといったモデル達とともに登場するだろう。
現時点では、新モデルに「エスプリ」の名が使われるかどうか正確な情報はない。新たな車名になるかどうかも分からない。