【ウルスの販売好調により】ランボルギーニ、グローバルで過去最高の売上を達成 2019年
公開 : 2020.03.23 11:20
ランボルギーニが、2019年、過去最高となる8205台の売り上げを達成しました。同社のベストセラー、ウルスSUVが単独で4962台を達成し、売り上げに大きく貢献しました。
グローバル販売台数、前年比43%増
伊ランボルギーニの、2019年の販売が過去最高を記録した。
2019年の、同社のグローバル販売台数は、前年比43%増となる8205台、年間売上高は、前年の14億2000万ユーロ(1678億円)から28%増の、18億1000万ユーロ(2139億円)となった。
ランボルギーニの主要マーケットである、北米、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)およびアジア太平洋地域で、記録的な売上を達成したことが大きな要因のようだ。
LM002以来初のハイライディングモデルとして、2018年に発売されたウルスSUVが4962台を達成し、ランボルギーニのベストセラーモデルとなっている。
V12アヴェンタドール(1104台)と、V10ウラカン(2139台)がそれに続く。
ランボルギーニのCEO、ステファノ・ドメニカリは「2019年の成果は、世界中のすべてのランボルギーニスタッフの手腕と献身によるものです。わたし達を信頼し継続的に支援してくださる、株主の皆様にも感謝いたします」と述べている。
「この困難な時期にあっても、ランボルギーニの強さ、エネルギー、熱意、情熱、慎重さは失われることはありません」
「これまでの結果をふまえて、新たな将来のマイルストーンを達成するために、さらなる持続的な成長、革新、技術の新しい機会に備えています」と付け加えた。
ウルスSUV
ウルスは、2018年の発売開始以来、順調に販売台数を伸ばしており、ボロネーゼ本社のサイズが2倍になるなど、同社に変革をもたらしている。
ドメニカリは、ウルスは「デザイン、パフォーマンス、ドライビングダイナミクス、エモーショナルなどすべての面において、真のランボルギーニ・モデルと呼べるでしょう」と語っている。
アストン マーティンDBXのライバルは、4.0L V8エンジンを搭載し、最高出力は650ps、最大トルクは86.6kg-m、0-97km/h加速は3.6秒、最高速度305km/hを達成する。
ウルスの欧州での販売価格は、16万4017ポンド(2100万円)からとなっている。