【プラグイン・ハイブリッド】ジープ・レネゲード/コンパス4xe 欧州発売に向け最終テスト
公開 : 2020.04.01 06:10
ジープの電動化が本格化。レネゲード、コンパスに追加される「4xe」は、PHEVモデルです。今年後半に欧州の国々で発売されるのを前に、最新情報が届きました。
1.3Lターボ+モーター
ジープ・レネゲード、ジープ・コンパスに新しく追加される「4xe」の欧州発売を控え、ヨーロッパで大規模なテストが開始されている。
プラグイン・ハイブリッド仕様となる4xe(フォー・バイ・イー)モデルは、現実の道路環境において耐久性の最終チェックを行っているところだ。
PHEVのシステムは、1.3Lのガソリン・ターボが前輪を駆動、モーターが後輪を担当する仕組み。バッテリー容量は11.4kWhだ。
システム最高出力は240psで、0-100km/h加速は約7秒。EV航続可能距離は50kmとなっている。
最高速度は、EVモードで130km/h。ハイブリッド時では200km/hを達成する。
2020年下期 欧州発売
4xeモデルのセンターコンソールには、ドライブモードのボタンが用意されている。「ハイブリッド」「エレクトリック」「Eセーブ」という3種類で、「Eセーブ」はバッテリーの残量を確保しながら充電も行う。
また、8.4インチのディスプレイには、パワーフローを表示することができ、エンジンとバッテリーの動作状況を確認することができる。
今回ジープが公開した映像コンテンツには、イタリア・トリノのミラフィオーリ工場を出発して、寒冷地テストのステージとして有名なスウェーデン・ラップランド州アリエプローグの試験場に向かう3800kmの旅路が収録されている。
吹雪の夜道を走り抜け、雪道で後輪がドリフトする様子などを確認でき、極限の状態でPHEVシステムを検証していることが分かる。
ジープ・レネゲード/コンパスの4xeモデルは、今年後半にヨーロッパで発売される予定だ。