【新しいスパイ画像】新型BMW 5シリーズ フェイスリフト 2020年後半発売 欧州
公開 : 2020.04.06 11:50
今年後半に発売予定の、BMW 5シリーズの2020年型モデルが、ロードテストを行う様子が撮影されました。立体感のあるフロントバンパーに変更されるなど、スタイリングが微調整され、プラグインハイブリッドが搭載されるようです。
新しいBMW 5シリーズ
2020年後半に発売予定となっている、BMW 5シリーズのフェイスリフトモデルの、新しいプロトタイプが発見された。
昨年、同様のカモフラージュが施されたモデルが目撃されているが、最新のツーリング・バージョンが、ロードテストを行う様子が撮影されたのは、これが初めてだ。
サルーンと同様、ツーリング・バージョンにもフロントとリアに微妙な調整が加えられている。
ハイブリッド・バージョンは、新しフロントバンパー・デザインが採用され、水平のベーンが下部のエアインテイクの幅に広がっている。
BMWが、エグゼクティブカーのトレードマークである、キドニーグリルのサイズを大幅にアップさせると報じられたが、フェイスリフト後の7シリーズよりも、微妙に大きい程度にとどまっているようだ。
これは、各モデルに独自のエクステリアを与えることを目的とした、BMWの戦略の一部であり、最新の3シリーズは異なるフロントエンドのデザインを備えている。
今回のデザインの変更には、再設計されたヘッドライトと、新しいエアベントと縦型のエアカーテン用ダクト、立体感が追加されたフロントバンパーが含まれる。
テールライト、リアバンパー、テールパイプ、ナンバープレートの周りにはカモフラージュが施されているため、スタイルが変更されていると予想されるが、リアの変更はあまり大きくない可能性がある。
インテリアには、新しいデジタル・インストゥルメント・グラフィックスと、インフォテインメント機能を搭載したセントラルディスプレイの追加が、期待されている。
プラグインハイブリッドを搭載
今月以降、現行5シリーズでBMWの最新iドライブ7.0オペレーティングシステムの更新版が、取得可能となる。
2020年モデルは、2023年に第8世代5シリーズモデルに、iドライブ7.5システムが導入されるまで、これを継続することとなる。
フロントドアの表示と、フロントウィングにある充電ポートからわかるように、このプロトタイプには、プラグインハイブリッド・パワートレインが搭載されている。
現行G30 5シリーズには、プラグインハイブリッド仕様の530eがすでに販売されている。
ターボチャージャー付き2.0L 4気筒ガソリンエンジンと、電気モーターを組み合せたユニットが搭載されており、モーターのみで航続距離64kmを提供し、ユニット合計で252psを出力する。
パフォーマンスカーにプラグインハイブリッドを導入するため、BMWは745eと同じパワートレインを搭載する、新しい545eモデルを計画していると言われている。
より強力なターボチャージャーを備えた3.0L 6気筒エンジンと、エミッションフリーで航続距離58kmを達成する電気モーターを組み合せ、ユニット合計で394psのパワーを発生するそうだ。
ミュンヘンの情報筋によると、今後BMWは、すべてのガソリンエンジンに微粒子フィルターを装備し、ディーゼルには新しい尿素SCRシステムを採用する計画をしている。