【W223】新型Sクラス、メルセデス・ベンツが予告 フロント・デザインが明らかに 年内登場へ
公開 : 2020.05.26 02:00 更新 : 2021.04.26 14:54
メルセデス・ベンツが、「新型Sクラス」の予告画像を公開。7代目のフロントフェイスが、明らかになりました。BMW 7シリーズと市場を争うメルセデスのフラッグシップ・サルーンは、2020年中に発表されます。
7代目Sクラス ティザー画像
独メルセデス・ベンツが、7代目となる最上級サルーン「新型Sクラス」の予告画像を公開した。
発表されたイメージには、新型のフロントグリル、バンパーなどがはっきりと写っている。
先日お届けしたリーク画像でフロントフェイスの全体像が明らかになっていたが、その写真は低解像度のものだった。
今回の画像では、クロームのフロントグリルに水平のブレードが横切っていることが分かる。さらに、ヘッドライトは3連プロジェクタービーム式で、その表情は凛々しい。
2020年後半に発表へ
新型コロナウイルス感染症が引き起こした混乱によって、Sクラスの新型発表は、2021年に持ち越しになるという報道もあった。
しかし、同社のオーラ・ケレニウスCEOは、2020年にアンヴェールする計画を崩さない構えだ。
社内コード「W223」となる新型Sクラスには、複数のドライブトレインが用意される。その中には、48Vマイルドハイブリッド・ガソリン/ディーゼルも存在するほか、新たにプラグイン・ハイブリッド車も登場する見込みだ。
生産はドイツ・ジンデルフィンゲンの新工場「ファクトリー56」で9月に始まる予定である。
同施設では、Sクラスよりもややサイズを抑えたピュアEV「EQS」も製造されることになるだろう。