【価格/スペック/内装は?】メルセデス・ベンツ新型GLEクーペ、日本発売 400 d/AMG GLE 53を解説

公開 : 2020.06.11 19:52  更新 : 2021.04.26 15:07

「新型GLEクーペ」が日本に。メルセデス・ベンツ日本法人が「400 d 4マティック」「AMG GLE 53 4マティック+」を導入します。美しいSUVクーペの価格、サイズ、内装、スペックをご紹介しましょう。

はじめに 新型GLEクラスのクーペとは

メルセデス・ベンツ日本が、アッパーSUVモデルの「GLEクラス」を、スタイリッシュなボディ形状にした新型「GLEクーペ」を発表した。

2016年に誕生したのが先代で、今回登場したモデルは2代目となる。SUVクーペとしての個性を引き継ぎながら、室内スペースを拡大し、全ての乗員が快適に過ごせることを目指した。

日本発表された新型GLEクーペ(GLE 400 d 4マティック・クーペ・スポーツ)。
日本発表された新型GLEクーペ(GLE 400 d 4マティック・クーペ・スポーツ)。

また、自然対話型インフォテインメン・システム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」と最新の安全運転支援システムを装備したのが特徴だ。

日本仕様のラインナップは、直6クリーンディーゼル搭載の「GLE 400 d 4マティック・クーペ・スポーツ」、直6エンジン/ISG/48Vシステム/AMG 4マティック+を採用する「メルセデスAMG GLE 53 4マティック+クーペ(ISG搭載モデル)」という2車種が導入される。

メルセデスのSUVモデル群のなかで中核を担うGLEクラスのクーペ仕様。新しくなった「GLEクーペ」について、詳しく見ていくことにしよう。

新型GLEクーペ 外観

新型GLEクーペのボディは、全長×全幅×全高が4955×2020×1715mmと風格を感じさせるサイズとなった。

従来型と比べて、全長が65mmプラス、全幅が5mmプラス、全高は15mmマイナスと、より長く、ローアンドワイドなスタンスに生まれ変わっている。

メルセデスAMG GLE 53 4マティック+クーペ(ISG搭載モデル)のリアセクション。
メルセデスAMG GLE 53 4マティック+クーペ(ISG搭載モデル)のリアセクション。

フロントは、シングル・ルーバーのダイヤモンド・ラジエーターグリルで、ベンツのクーペデザインを踏襲。ルーバーの開口部は、フロントエプロンのアンダーガードと同様にSUVらしさを表現している。

AMGラインでは、グリルはA字型となり、ダイヤモンド・ラジエーターグリルのピンにはクロームを採用する。

ボディサイドは、低く構えるウインドウフレームとなだらかな丸みを帯びたルーフラインを組み合わせた。ウインドウより下側を柔らかいスタイリングにすることで、大きなホイールアーチを強調。クーペの名に恥じないエレガンスを与えた。

リアセクションは、スリムな2分割のコンビネーションランプを配し、後席ドアからテールランプまでを力強い造形としている。

「AMG GLE 53」の方は、縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリルなど専用装備で存在感を高めた。

新型GLEクーペ 内装

新型GLEクーペの内装は、ラグジュアリーなデザインと、MBUXの搭載がトピック。

ダッシュボードは「12.3インチ・ワイドディスプレイ」と「12.3インチ・コクピットディスプレイ」を装備し、1枚のガラスカバーで融合した先進的な造形になっている。

GLE 400 d 4マティック・クーペ・スポーツの前席内装。
GLE 400 d 4マティック・クーペ・スポーツの前席内装。

センターコンソールには、SUV特有の装備として、大きなグラブハンドルを左右に設けた。また、滑らかなレザーやトリムは上質感が溢れ、デザインを一新したスイッチ類は金属の質感を備えている。

快適性については、前席にシートベンチレーターと温冷機能付きカップホルダーを採用し、長距離移動での快適性はさらに高まった。

7名乗車のGLEと比較すると、5名乗車のクーペである本モデルは、スペースは狭くなる。しかし、先代モデルよりホイールベースを延長したことで乗降性が向上するとともに、乗員のレッグルームを広く確保することができた。

「AMG GLE 53」では、AMGスポーツシート、AMGパフォーマン・スステアリングなどを装備する。

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