【正式に日本上陸】ランドローバー・ディフェンダー 500万円切りの価格「最大の魅力」
公開 : 2020.06.17 21:44 更新 : 2020.06.17 22:51
ジャガー・ランドローバー・ジャパン(JLR)は、新型ランドローバー・ディフェンダーの日本上陸記者会見をおこないました。「最大の魅力は価格にある」と言い切ります。実車の展示情報までをお届けいたします。
ディフェンダー発表 時節柄オンライン
ジャガー・ランドローバー・ジャパン(JLR)は2020年6月17日13時、新型ディフェンダーの日本上陸記者会見をランドローバー東京ベイ有明(東京都江東区)からユーチューブでオンライン配信した。
オプションパーツの紹介には、ランドローバーのアンバサダーであるラグビー日本代表の田村優選手や、5月にアンバサダーに就任したばかりの女子プロゴルファー原英莉花選手も参加。またトークショーでは新たにアンバサダーとなったラグビー日本代表の稲垣啓太選手がシークレットゲストとして登場し、ディフェンダーの門出を祝った。
新型ディフェンダーはラグビーワールドカップ2019で110が日本初お披露目となり、2020年4月9日から正式受注を開始。
すでにホームページで技術詳細などを公開している。
今回の発表では改めて、新型ディフェンダーの魅力について様々な角度から紹介した。
まず、JLRの代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏が口火を切った。
「ランドローバーは70年の歴史を誇る、プレミアムSUVスペシャリストです。レンジローバー、ランドローバー・ディスカバリーはもとより、ディフェンダーにはランドローバーとしてのオリジナルDNAを感じます」
ディフェンダーは、ランドローバーにとってアイコニックな存在であり、オフローダーの本物であると主張した。
次いで、画面は英国に切り替わった。
最大の特長はプラットフォーム
技術詳細については、技術部門統括ディレクターのニック・ロジャースが新型ディフェンダーの特長を伝えた。
なかでも強調したのが、やはりディフェンダー史上初となるモノコック形式のプラットフォーム「D7x」採用だ。
材料をアルミ化し軽量かつ強靭性を追求。「競合他社と比較して、ねじり剛性などは約10倍高い」とディフェンダーの優位性を示す。
また、機能美に徹したエクステリアとインテリアデザインの方向性について、自信満々の表情で語った。
次いで、日本からJLRのマーケティング広報ディレクター若林敬一氏が「110」の実車を前に商品説明に続けた。
デザインについては、フロントマスクで垂直および水平方向へ大胆なライン取りをした迫力がある一方で、どこか可愛らしさを感じる。
リアビューでは切り立つようなリアコンビライトと機能性を重要視したリアゲート。そして、サイドビューで最大の特徴は、リアクオーターパネルのアルパインライト。先代のディフェンダーのオマージュである。
また、フローティングピラーは単なるデザインアイテムだけではなく、様々なオプションが装着できる。
その他、ランドローバーではディフェンダーから採用する最新インフォテイメントシステム「Piviプロ」や、クラウド経由で車載ソフトウエアを書き換えるSOTAなどを紹介した。