明日から使える「2017年7月に売れたインポートカー」 週末AUTOCAR講座
2017.08.06
「週末AUTOCAR講座:インポートカー編」からクイズです。外国メーカーのブランド別成績で、好調なカテゴリーは? 当ててみましょう。
Q:外国メーカーのブランド別成績で、とくに好調を維持するカテゴリーは?
外国メーカー車の新規登録台数は16カ月ぶりに「減少」。M・ベンツが29カ月連続トップ
輸入車の新車販売は上昇基調に一段落の動きが出たようだ。7月の外国メーカー車の新規登録台数は前年同月比3.8%減の2万993台と、
・16カ月ぶりに前年割れ
を記録した。日本メーカー車含でも同7.2%減の2万4429台と2カ月ぶりにマイナスに転じた。登録車に占める輸入車のシェアは日本車も低調だったため、7.5%と高水準を維持する。輸入車の動向に関してJAIA関係者は「外国メーカー車はフォルクスワーゲンやアウディなどの落ち込みが響いて、前年実績を下回ってしまった。価格帯別では400万円以上1000万円未満が前年同月比5.7%増だったものの、400万円未満が同8.9%減、1000万円以上が同8.6%減とマイナスを記録した」と概要を説明。
A: 高級スポーツカーブランドのカテゴリー
7月はフェラーリやランボルギーニ、マセラティ、アストン マーティン、ベントレー、マクラーレンが前年超えを達成した。
7月の輸入車販売、22.5%がディーゼル
先の見通しについては、「SUVモデルを中心に需要は旺盛なので、輸入および在庫が拡充すれば登録台数は増える可能性が高い。懸念材料はドイツなどEU域におけるディーゼル車の排出ガス不正疑惑の波及。ここ最近の日本市場では輸入ディーゼル車のシェアが高かった(7月は全輸入車に占めるディーゼル車の割合が22.5%)ので、不正疑惑がどれくらい日本市場に影響するか、注意深く見ていく必要がある」と分析した。
外国メーカーの7月のブランド別成績では、前年同月比0.7%増の5081台の新規登録を記録したメルセデス・ベンツが29カ月連続でのトップに輝く。第2位には同0.4%増の3586台を達成したBMWが2カ月連続で位置。第3位には同16.1%の2桁減(3128台)となったフォルクスワーゲンが、第4位には同3.2%減(1839台)でアウディが入った。