新型ボルボV60 T5クロスカントリー発売 最低地上高210mm、立体駐車場は?
2019.04.17
ボルボ伝統のワゴンとSUVを融合した「V60クロスカントリー」がフルモデルチェンジ。最低地上高を210mm確保しながら車高は1505mmに抑え、立体駐車場に入れる取り回しの良さが魅力です。写真10枚。
価格 549万円〜
1997年にV70 XCで始まったボルボのクロスカントリー・モデルは、以来XC70を加え2015年にV60にも用意された。そのV60クロスカントリーがフルモデルチェンジされ、日本では4月17日から発売された。
新型V60クロスカントリーT5はV60をベースにオフロード性能を高めたクロスオーバー・モデルとして開発されたもので、エンジンは254psを発揮する2ℓのガソリン4気筒ターボ・ユニットが搭載され、全グレードがAWDとなる。
最低地上高は先代に較べ10mm高めた210mmを確保しながら、車高は先代比-35mmの1505mmとされ、立体駐車場に入れる点がポイント。4輪独自に最適な駆動力を瞬時に配分するAWDテクノロジーによりオフロードの走行性能を高め、滑りやすい急斜面でも安全の降坂できる「ヒル・ディセント・コントロール」が標準装備された。
内装は、ナビやメディア、エアコンを始めとする車両の設定を直感的に操作できる「センサス」を搭載。インパネ中央に配置された9インチのセンターディスプレイは、手袋をしたままで扱える赤外線方式タッチスクリーンが採用されている。
ボルボらしく最新の安全・運転支援装備は万全で、対歩行者や様々な衝突回避機能を含む16種類以上のアシスト「インテリセーフ」が標準で備わる。
価格はベースグレードのV60クロスカントリーT5が549万円、ハーマン・カードン・プレミアム・オーディと19インチホイール/タイヤ、ナッパレザー・インテリアなどの装備を充実させたV60クロスカントリーT5 プロは649万円(いずれも税込)と発表され、新車登録から5年間、走行距離無制限の保証制度が備わる。