デュアルCPU、Bluetooth®搭載の彩速ナビが、手頃な価格に
2016.12.07
ケンウッドは、AV一体型ナビ「彩速ナビ」シリーズの新商品、MDV-L504W / L504およびL404W / L404を1月中旬に発売すると発表した。新モデル4機種は、彩速ナビのエントリーモデルである「タイプL」シリーズに加わる。
注目点は、この2017年モデルからジェットレスポンス・エンジンIIIを全4機種に搭載したことだ。デュアルコアCPUならではの素早い反応でフリック、ドラッグ操作ができるだけでなく、ナビゲーション中の動画再生といった高負荷処理もスムーズだ。
ナビゲーション機能も進化し、案内ポイントまでの距離をカウントダウンする「新・ここです案内」を初搭載。複雑な道でも、次に曲がるポイントまでの残距離をカウントダウンし、近づくとイラスト表示に切り替えて案内する。
L504シリーズは、充実の新装備
またL504W(写真最上段) / L504については、新たにBluetooth®に対応し、携帯電話やスマートフォンのハンズフリー通話や、デジタルオーディオ機器の音楽をワイヤレス再生できるのも嬉しい。
これを引き立てるのが、同社独自の「K2テクノロジー」の搭載で、ビット拡張、周波数帯域拡張、波形補正を行い、CDなどの様々なメディアや圧縮フォーマットを音源が本来持つクオリティーに近づけることが可能だ。
また、上位モデルだけに採用されてきた光沢パネルを搭載し、マップを視認性に優れた高画質で描画するのもL504シリーズの強みである。
市販ナビ市場は、10万円未満、それも7、8万円台というエントリークラスのAVナビが高い人気を持つ。同価格帯となる彩速ナビ「タイプL」は、高画質にこだわるユーザやワイヤレス・高音質再生を利用するドライバーには頼もしいナビゲーションの登場となる。
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