フィアット・フェスタ2019　26回目を迎えたイタリア車の祭典

公開 : 2019.06.16 16:50

イタリア車オーナーにとって恒例のフィアット・フェスタが水上高原で開催。“走る、見る、触れる楽しさ” を文字通り体現したもので、イタリア車ファンは充実した休日を楽しんでいました。

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6月9日に水上高原・宝台樹スキー場の特設会場でフィアット・フェスタ2019が開催された。約70台の競技参加車両と、会場に訪れたフィアット・イタ車ファンは、走行イベント、ショッピング、情報交換、豪華賞品が当たるビンゴ大会やジャンケン大会など、１日を通して楽しんでいた。

宝台樹スキー場をスタート・ゴールとし、約100kmの一般道をコマ図にしたがって走行するトロフェオ・ラリーには、約20台がエントリー。

約50台がエントリーしたジムカーナ競技となるトロフェオ・スラローム。競技は5クラスに分けられ、純粋なタイムにより順位が決定される。

メイン会場は、デモカーの展示や商品の販売が行われたプロショップのブースや、フリーマーケット、クラブの展示、キッチンカーによる食事の提供など盛りだくさんの内容。

約20台がエントリーしたトロフェオ・ラリー。ラリー中はチェックポイントの他、SSやクイズなども用意されていた。

トロフェオ・ラリーで1位を獲得した、宮ノ脇組。参加車両は2018年アバルト595。

トロフェオ・ラリー」2位は高橋／宮近組。参加車両は2014年アバルト595。

トロフェオ・ラリーで3位となった、関口組。参加車両は1999年フィアット・プント・スポルティングBee。

トロフェオ・ラリーはまずは所定のコースを10秒で走るSSからスタートした。写真は、2017年アバルト124スパイダー。

会場に戻ってきたトロフェオ・ラリーは、パイロン・スラロームで競技終了。写真は、2014年アバルト・プント・スーパー・スポルト。

ゴールへは、隊列でなくほぼ1台1台の到着。これも競技ゆえ。写真は、2001年フィアット・バルケッタ。

約100kmの道のりを走って帰ってきた、闘う2011年アバルト500C。

ここからはトロフェオ・ラリーに参加したフィアット以外のモデルをピックアップ。写真は、1991年ランチア・デルタHFインテグラ―レEVOと2006年アルファ・ロメオ・アルファGT 3.2。

トロフェオ・ラリーに参加した、シトロエンBX。エントリーリストのゼッケンと確認すると、X1/9の代替か？

トロフェオ・ラリーに参加していた、レンジローバー・イヴォーグ・コンバーチブル。

トロフェオ・スラローム・クラスAのトップに輝いたのは、船木選手がドライブする、1990年式のモモカラーが鮮やかなパンダ。

トロフェオ・スラローム・クラスAの2位は、大原選手がドライブする、1985年アウトビアンキA112。

トロフェオ・スラローム・クラスAの3位は、大岡選手がドライブするマルティニ・カラーが決まったアウトビアンキA112アバルト。

1971年フィアット500Fはトロフェオ・スラロームのクラスAに出走。

トロフェオ・スラロームのクラスAに出走していた、1964年フィアット・アバルト850TC。

トロフェオ・スラロームのクラスAに出走した、1993年フィアット・チンクエチェント・トロフェオ。

上松さんがドライブする2014年フィアット500ツインエアが見事トロフェオ・スラローム・クラスBのトップに輝いた。

トロフェオ・スラローム・クラスBの2位は、吉野選手がドライブする2009年フィアット500 1200。

トロフェオ・スラローム・クラスBの3位は、中山選手がドライブする2013年フィアット500S。

トロフェオ・スラローム・クラスBには、2台のランチア・イプシロンが参戦。

トロフェオ・スラローム・クラスB に参戦していた2015年フィアット500e EV

イベントを運営するトゥルッコのブースの前にはデモカーがディスプレイされ、フィアット関連のグッズから機能パーツまで、様々な商品が並べられていた。

MT-DRACOのブースでは、ホイールを始めサスペンションなどのパーツがディスプレイされた。

メイン会場では、20ものプロショップのブースが軒をつらね、小物からパーツ、デモカーの展示など参加者達の目を楽しませていた。

このイベントでは恒例となった、X1/9のオーナーズクラブ、group RUNABOUTのブース。

イベントの本部テントでは、オリジナルTシャツなど、イベント関連のグッズも販売された。

アバルトのクラブから派生したという、アバルト（グランデ）プントのオーナー達も、会場の一角にクルマを並べてイベントに参加。

会場にはプロショップの他にも、フリーマーケットも多数出店。その他、キッチンカーなど、フード関連のお店も並んでいた。

メイン会場だけでなく、駐車場もフィアットを中心としたイタリア車が盛りだくさん。こんなにムルティプラが並ぶなんて、めったにないことだろう。

トロフェオ・スラローム・クラスCのトップタイムは、伊藤選手がドライブした1978年フィアットX1/9。

トロフェオ・スラローム・クラスCの2位は、藤野選手がドライブする2005年フィアット・ニュー・バルケッタ。

トロフェオ・スラローム・クラスCの3位は、神田選手がドライブする2004年フィアット・バルケッタ。

トロフェオ・スラローム・クラスCに出走していた、フィアット131アバルト・ラリー。

同じくトロフェオ・スラローム・クラスCに出走していた、フィアット・プントHGTアバルト。

トロフェオ・スラローム・クラスD1のトップは、山崎選手がドライブした2017年アバルト595La12

トロフェオ・スラローム・クラスD1の2位は、平選手がドライブする2009年アバルト500。

トロフェオ・スラローム・クラスD1の3位は、駿河選手がドライブする2009年アバルト500。

トロフェオ・スラローム・クラスD2のトップタイムは、2017年DL RAYS WINMAX Tohatsu T2R 124500。全日本ジムカーナ選手権に参戦する稲木享選手が自身のマシンをドライビングしただけに、当然といえば当然の結果。

トロフェオ・スラローム・クラスD2の2位は、高橋選手がドライブする1995年クーペ・フィアット16Vターボ。

トロフェオ・スラローム・クラスD2の3位は、清水選手がドライブする2017年アバルト124スパイダー。

トロフェオ・スラローム・クラスD2に参戦していた、1995年式ランチア・デルタHFインテグラ―レEVO2。

2011年アバルト・プント・エヴォは、トロフェオ・スラローム・クラスD2に出走。

同じくトロフェオ・スラローム・クラスD2に出走していた、2009年アバルト・グランデ・プント。

2012年アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・コンペティツィオーネ。トロフェオ・スラローム・クラスD2に出走。

イタリアで旧いアバルトをメインとしたレストアやレースをオーガナイズしている、アルド・グラッサーノさんは、ゲストとしていくつかの特別賞を選定した。

午後に行われたビンゴ大会では、様々な賞品が参加者達の手に渡っていた。

各賞の表彰式では、最初の写真撮影ではご覧の感じだが、写真を撮り終わると主催者が乱入してのペリエ・ファイト合戦に（アルコールじゃないところは、さすがクルマのワンディイベントだ）。

イベントの最後は、トゥルッコ代表の橋本さんによる、ジャンケン大会。こちらも、様々な賞品が用意され大いに盛り上がった。

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