BMW i5　詳細データテスト　乗り心地は硬め　ハンドリングは良好　航続距離は物足りない

公開 : 2023.12.09 20:25　　更新 : 2023.12.13 07:41

BMW5シリーズ初のEVであるi5の、よりスタンダードな仕様は、まずまずのパフォーマンスと、重量のわりに優れたハンドリングの持ち主。ただし、乗り心地の硬さと航続距離は、不満に思うドライバーもいるかもしれません。

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E12型こと初代5シリーズは、1972年にデビューした。

Mスポーツ仕様には、グロスブラックのパーツが多数用いられるが、このグリルはMスポーツ・プロ専用。周囲が暗くなると、フレームが光る、アイコニックグローが装備される。 MAX EDLESTON

1750ポンド（約32万円）のMカーボンエクステリアスタイリングパッケージでは、トランク上のリップスポイラーとドアミラーがカーボンに。値段の悪いパーツは少ないが、見栄えはいい。 MAX EDLESTON

ブラックのサイドシルエクステンションは、リアバンパーのグロスブラックトリムまで伸び、誇張されたディフューザー風デザインを形成。視覚的なボリューム削減には効果があるが、見た目が複雑すぎる感もある。 MAX EDLESTON

フロントシートは調整機構が豊富で、ポジションはだいぶ低め。メーターとセンターディスプレイのカーブはかなりの角度がついている。 MAX EDLESTON

後席の広さは平均的で、BEV専用プラットフォームほどのスペースは稼げていない。しかし、クッションの角度は長い脚でも支えてくれる。 MAX EDLESTON

荷室の前後長は1100～1940mm、幅は900～1350mm、高さは360～460mm。大型セダンとしてはやや狭く浅いが、容量は490Lあり、40：20：40分割可倒式シートにより拡大もできる。 MAX EDLESTON

インタラクションバーは、ダッシュボード幅いっぱいに伸び、好みに合わせて色を変えたり暗くしたりできる。しかし、完全に消すとプラスティッキーでチープに見える。 MAX EDLESTON

ダッシュボードの小さな段差には、送風口が隠れている。送風の向きは、小さなリモートアジャスターで調整する。 MAX EDLESTON

カットガラスを用いるiドライブダイヤル、ギアセレクター、スターターボタンは、600ポンド（約11万円）のクラフテッドクラリティコントロールに含まれ、贅沢な質感をプラスしてくれる。 MAX EDLESTON

歩行者・自転車検知式緊急ブレーキなど、ADASは充実。オプションで車間自動調整付きのアクティブレーンキープや側方衝突検知、アクティブレーンチェンジアシストなどが追加できる。 MAX EDLESTON

カテゴリー1位：メルセデス・ベンツEQE350 AMGライン

カテゴリー2位：BMW i5 eドライブ Mスポーツ・プロ MAX EDLESTON

カテゴリー3位：ジェネシス・エレクトリファイドG80

カテゴリー4位：テスラ・モデルS AWD

カテゴリー5位：ニオET7 100kWh

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