12月の登録車新車販売 トヨタ・ヤリスが12か月連続首位、2023年度のトップも獲得
公開 : 2024.01.16 07:05
・登録車新車販売 ヤリスを中心に盤石のトヨタ勢
・変わらず好調 SUV、クロスオーバー
・年間上位8車種がトヨタ勢という結果に
トヨタ勢が席巻も、食い込むホンダ・日産勢
日本自動車販売協会連合会は、2023年12月期および2023年度(2023年1月〜12月)における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。
2023年12月期 登録車通称名別新車販売トップ10
1位 トヨタ・ヤリス:1万4255台
2位 トヨタ・カローラ:1万1411台
3位 トヨタ・シエンタ:9390台
4位 トヨタ・ルーミー:8917台
5位 トヨタ・プリウス:7222台
6位 ホンダ・ヴェゼル:6928台
7位 ホンダ・フリード:6684台
8位 日産セレナ:6009台
9位 日産ノート:5994台
10位 トヨタ・ライズ:5046台
2023年度 登録車通称名別新車販売トップ10
1位 トヨタ・ヤリス:19万4346台
2位 トヨタ・カローラ:15万4870台
3位 トヨタ・シエンタ:13万2332台
4位 日産ノート:10万2508台
5位 トヨタ・ルーミー:10万800台
6位 トヨタ・プリウス:9万9149台
7位 トヨタ・ノア:9万5181台
8位 トヨタ・ヴォクシー:8万9080台
9位 トヨタ・アクア:8万268台
10位 ホンダ・フリード:7万7562台
登録車の12月期の車名別ランキングは、前年同月比27.4%増の1万4255台を販売したトヨタ・ヤリスが12か月連続での首位につく。
続く第2位には同1.9%増の1万1411台を達成したトヨタ・カローラが、第3位には同0.4%増の9390台を記録したトヨタ・シエンタが、前月と同位で位置。
また、第4位には同21.7%増の8917台を成し遂げたトヨタ・ルーミーが1ランクダウンで、第5位には同382.1%増の7222台を売り上げたトヨタ・プリウスが、1ランクアップで入った。
以降はホンダ・ヴェゼル、ホンダ・フリード、日産セレナ、日産ノート、トヨタ・ライズの順で続き、トップ10のうちの6台がトヨタ車で、日産車が2台、ホンダ車が2台という結果となった。
変わらず好調 SUV・クロスオーバー
トップ10以降では、従来と同じくSUVおよびクロスオーバーモデルの堅調さが目立った。
受注残の解消を精力的に進めるトヨタ・ハリアーは前年同月比171.8%増の4656台を販売して第13位に。
クロスオーバーに加えて「スポーツSUV」を標榜するスポーツと「ニューフォーマル」を謳うセダンモデルを設定したトヨタ・クラウンは、同19.4%増の3920台を記録して第17位につける。
2023年4月より販売を開始したホンダの新世代SUVのZR-Vは3103台を記録して第20位に、セレナとともに2023年度グッドデザイン賞を受賞した日産エクストレイルは同58.6%増の2092台を売り上げて第25位にランクイン。
また、2023年6月に全面改良した高級ミニバンのトヨタ・アルファードは同13.5%増の4668台を登録して第12位。トヨタ・ヴェルファイアは同1471.1%増の1791台を登録して第28位に。
2023年4月に商品改良を図ったスバル・インプレッサは、SUVモデルのクロストレックと合わせて同76.2%増の3592台を販売して第19位につける。
2023年10月に一部改良を図ったスバル・レヴォーグは同312.3%増の2915台を記録して第21位に、2023年12月にフルモデルチェンジしたスズキ・スイフトは同73.7%増の2799台を売り上げて第24位に入った。