車中泊できるぞ! ランクル70専用ベッドキット トイファクトリーが発表

公開 : 2024.01.15 19:35

トイファクトリーが「ランドクルーザー70」専用のベッドキットを発表。丈夫なフレームと、こだわりのマット生地。実際に見てきました。

ランドクルーザー70で車中泊するキット

東京オートサロンの「JAOS(ジャオス)」のブースに展示されていた「ランドクルーザー70」。

復刻販売が開始された注目の1台ではあるが、このクルマのポイントはじつはラゲッジスペースなのだ。

トヨタ・ランドクルーザー70専用のベッドキット。サイズは長さ1800×幅1300(1380)mm。マットの厚みは50mmにおよぶ。
トヨタ・ランドクルーザー70専用のベッドキット。サイズは長さ1800×幅1300(1380)mm。マットの厚みは50mmにおよぶ。    AUTOCAR JAPAN編集部

ガバっと開けられたリアゲートから見えたのは人気キャンピングカービルダー「トイファクトリー」がリリースしたばかりの「新型ランドクルーザー70専用ベッドキット」。写真を見ての通り純正品のようにぴたりとフィットしている。

後席+ラゲッジスペースに大きな加工を施すことなくベッドスペースを作り出すことができ、快適な車中泊を手軽に楽しみたいという人ぴったりだ。

もちろんトイファクトリーが長年のキャンピングカー製作で培った技術・ノウハウを生かして開発されている。

フレーム/生地/サイズについて

構造としては、折りたたんだ後席シートと同じ高さのスチール製フレームをラゲッジに固定し、その上に2ピースのベッドマットを載せるというシンプルなもの。

長さ1800×幅1300(1380)mmのフラットタイプで、大人2名の就寝を想定したセミダブルサイズだ。

丈夫であることにこだわったスチール製フレームはトイファクトリーのこだわり。マットの下には高さ345mmのスペースができるので、キャンプグッズの置き場所として使いやすい。
丈夫であることにこだわったスチール製フレームはトイファクトリーのこだわり。マットの下には高さ345mmのスペースができるので、キャンプグッズの置き場所として使いやすい。    浜先秀彰

マット生地は「プレミアムスエード」を採用する。汚れに強いうえ、手入れが簡単で優れた強度もあるため、アウトドアを積極的に楽しむオーナーにも嬉しい。

キャンピングカーのシート生地としても好評なトイファクトリー専用のファブリックで、実際に触れてみると驚くほど滑らかで素肌につねに触れていても快適だ。マットの厚みは50mmと厚いため剛性も感じられる。

ベッド下のスペースは高さが345mm。薄型のボックスやキャンプ関連用品、遊びのツールなどを収納できる十分なスペースが確保できるだろう。

フレームは細く仕上げられ端に配置されているため効率の良い積載ができる。

発売は1月中とのこと。トイファクトリー各店舗や公式ホームページで受注開始を予定している。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。
  • 撮影 / 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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