フォルクスワーゲン 新型7人乗りSUVの姿が明らかに 2025年欧州発売

公開 : 2024.01.17 06:25

・フォルクスワーゲンの新型SUV「タイロン」の外観が明らかに。
・3列シートの7人乗りで、欧州、中国、米国で発売予定。
・全長4735mm、ホイールベース2791mm。PHEVも設定。

ティグアンに代わる7人乗りSUV

フォルクスワーゲンは、7人乗りSUVとして新型タイロン(Tayron)を2025年に発売予定だ。正式発表を前に、そのデザインが明らかになった。

タイロンは、従来のティグアン・オールスペースに代わるモデルで、新しいMQBエボ・プラットフォームをベースに剛性向上やサスペンションの改良、48Vマイルドハイブリッド化を図る。

フォルクスワーゲン・タイロン(画像は中国仕様のティグアンLプロ)
フォルクスワーゲン・タイロン(画像は中国仕様のティグアンLプロ)

今回、中国の規制当局に提出された書類から、タイロン(中国仕様車:ティグアンLプロ)のデザインや仕様の一部が判明した。ボディサイズは全長4735mm、全幅1859mm、全高1682mm、ホイールベース2791mmで、車両重量は1790kgとなっている。

中国向けモデルには2.0L 4気筒ターボガソリンエンジンが搭載され、エントリーグレードで最高出力187ps、上級グレードで220psを発生する。

欧州向けモデルにはプラグインハイブリッド車(PHEV)も用意される。最高出力204psと272psの2種類があり、電気のみの航続距離は100km以上、DC急速充電が可能だという。

欧州ではタイロンとして販売されるが、米国などではティグアンの名が引き続き使用される。生産は、ドイツ(ヴォルフスブルク)、中国(安亭、長春)、メキシコ(プエブラ)の工場で行われる予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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