ミニ・ペースマン
公開 : 2012.07.13 15:36 更新 : 2017.06.01 01:00
ミニ・カントリーマンのクーペ・バージョンはペースマンとなると確定した。このスクープ・ショットはそのSモデルの写真だが、ペースマンは来年モデルのカントリーマンと一緒に生産が開始される予定だ。
ペースマンは2011年のデトロイト・モーターショーに展示されたコンセプト・モデルにほぼ忠実なデザインだ。
それはバルクヘッドまでは5ドア・カントリーマンと同じプラットフォームを利用する。フロント・ガラスも流用するが、その高さは20mmほど低い。フロント・スクリーンから後ろはまったく新しいデザインだ。フロント・バンパーは20mm短いが、その全長はカントリーマンより僅かに長い4110mmとなる。また、カントリーマンと較べて、リアのショルダー・ルームが損失していることもないようだ。大方のクーペと異り、ペースマンはリアのレッグルームもヘッドクリアランスも十分に確保している。
せりあがっていくウエストラインと、ミニの特徴でもあるキャップド・ルーフ、そしてサイズの小さくなったサイド・ウインドーが、3層構造のボディ・サイドを造る。Cピラーはガラスと同色にペイントされる。
ミニのテールランプが垂直でなくてはならないというルールは、このペースマンには当てはまらない。今までのミニではないリア・スタイルが与えられる。
ペースマンはこれまでで最も高価なミニになるため、そのエンジンもそれに合わせて強力なバージョンだけが搭載されることになる。