ミニ新型エースマン 全長4.0m、全幅1.7mのEV専用クロスオーバー 4月発表
公開 : 2024.02.01 06:25
編集部の視点:エースマンは成功するか?
BMWが24年前にミニをブランドとして復活させて以来、ハッチバック(3ドア、5ドア)は大ヒットしているが、他のモデルは振るわなかった。カントリーマンはすっかり定着したが、クラブマン、ロードスター、ペースマンといったモデルは人気を得られなかった。では、エースマンは成功するのだろうか?
ひとまず、見通しは明るい。クロスオーバーでありながら、現代の基準からすると比較的コンパクトで、真のミニのエスプリが少しだけ感じられる。
電動クロスオーバークラスは、アベンジャーやEX30といった強力な競合車に牽引され、過熱しつつある。ミニの伝統とスタイルは助けになるだろうが、歴史が示すように、必ずしも成功の保証にはならない。しかし、エースマンがこれらの強みを生かしつつ、競争力のある価格で強力なドライビング・ダイナミクスを実現できれば、すぐに魅力的な競合車となるはずだ。期待している。
(AUTOCAR英国編集部ジェームズ・アットウッド)