「車中泊」派が、大画面・高画質ナビに注目する理由 ジャパン・キャンピングカーショー2024で体験

公開 : 2024.02.02 20:48

ジャパン・キャンピングカーショー2024が開幕。車中泊を彩るアイテムを取材してきました。まずはパナソニック・ブースです。

大画面+有機ELで、クルマ時間が変わる

ジャパン・キャンピングカーショー2024が、千葉県・幕張メッセで開幕した。

車中泊やオートキャンプを家族で楽しむ人が増えているなか、見直されているのが「カーナビ」の使い方だ。

パナソニックの10V型カーナビ「ストラーダCN-F1X10BGD」。有機ELディスプレイを採用する大画面ナビで、ブルーレイディスクも再生できる。クルマ時間に新しい楽しみ方をもたらす1台だ。
パナソニックの10V型カーナビ「ストラーダCN-F1X10BGD」。有機ELディスプレイを採用する大画面ナビで、ブルーレイディスクも再生できる。クルマ時間に新しい楽しみ方をもたらす1台だ。    AUTOCAR JAPAN編集部

ドライブルートを案内するナビ機能だけに留まらず、大画面がついたエンタメデバイスとして再注目されている。

子どもが駄々をこねたとき、テレビやアニメに気を向けて楽しんでもらいたい……。大画面・高画質な今どきのカーナビなら、キャンプ中にそんな使い方もできるわけだ。

例えば「ストラーダ」シリーズを販売しているパナソニック オートモーティブシステムズは、10V型・9V型の大画面ディスプレイを採用するFシリーズを会場に持ち込んでいる。

最上位モデルの「CN-F1X10BGD」なら、ブルーレイの再生機能、自宅で録りためた番組を遠隔で見られる「レコーダーリンク」など、小さな子どもがいるお父さん・お母さんにとっては“痒い所に手がとどく”ような機能が揃っている。

会場で「画面がキレイ」と声が上がっていた高画質ぶりも見どころ。

国内のAV一体ナビとして唯一の有機ELディスプレイを採用しているから、一度は見ておく価値がある。美しく高精細な映像が持ち味で、キャンプ中に好きな映画を見るなど車中泊の楽しみ方を広げてくれるだろう。

キャンプで大画面+オプションが役立つ?

「ストラーダ」シリーズにはオプションも揃っており、それらを組み合わせると旅先で便利なことがある。

日が沈み真っ暗になったキャンプ場でクルマの取り回しをするなら、後方の状況をHD画質で映し出してくれるリアビューカメラ「CY-RC500HD」の存在が心強い。

リアビューカメラも「ストラーダ」のオプションの1つ。リバース操作に連動し、車両後方の映像が大画面に映し出される。会場ではその様子をスイッチ操作で試すことができた。
リアビューカメラも「ストラーダ」のオプションの1つ。リバース操作に連動し、車両後方の映像が大画面に映し出される。会場ではその様子をスイッチ操作で試すことができた。    AUTOCAR JAPAN編集部

クルマから離れるときには、駐車録画モードのある2カメラ・ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」が安心感を高めてくれるだろう。

会場では、これらのカメラやドラレコが大画面にどんな風に映るのか、来場者が操作してチェックできるようになっていた。

もちろんキャンプ場までのルート案内だって、大きな画面なら見やすいし分かりやすい。

スタッフの方に話を伺った所、最新の「ストラーダ」シリーズは、2024年度版の新地図を搭載していることも教えてくれた。

新規開通の道路で言えば、伊豆縦貫道「河津七滝IC~河津逆川IC間」、中部縦貫自動車道(無料区間)「大野IC~勝原IC」、2023年3月に開通した国道2号 東広島バイパスの各区間など。

最新の施設で言えば「東京ミッドタウン八重洲」「羽田エアポートガーデン」「道の駅 まえばし赤城」などを収録した。

新しくできた道・施設に対応しているので、初めて行く場所でもスムーズにドライブできるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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