アウディQ7 最新テクノロジーで再びのアップデート エクステリアライトで個性の主張が可能に

公開 : 2024.02.04 09:45  更新 : 2024.02.04 12:18

ライトシグネチャーをカスタマイズ可能:ヘッドライトとリアライト

アウディQ7には高輝度LEDヘッドライトが標準装備され、マトリクスLEDヘッドライトはオプション設定に、さらにアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトも選択可能となる。

このマトリクスLEDヘッドライトは、左右それぞれ24個のLEDと高出力レーザーダイオードから構成され、ヘッドライトに組み込まれたレーザーテクノロジーを象徴するブルーのポジションライトによって認識することが可能だ。レーザーライトは70km/h以上の速度で走行中に作動でき、ハイビームの照射範囲が大幅に拡大する。

新型アウディQ7
新型アウディQ7

この最上位ヘッドライトには、デジタルデイタイムランニングライト・シグネチャーが新たに追加された。ユーザーは、MMI上で4種類のライトシグネチャーから選択でき、Q7ユーザーの個性を反映した特徴的なエクステリアを創り出すことができる。

また、ヘッドライトの機能が拡張されただけでなく、そのデザインも刷新され、デイタイムランニングライトはより高い位置に設置され、堂々とした表現力豊かな外観を作り出すと表現する。

今回初めてQ7にオプション設定される高度にデジタル化されたOLEDリアライトも、4種類のデジタルライトシグネチャーを選択することができるという。

さらに、アウディA8/Q8/Q5と同様に、デジタルOLEDリアライトには、アシスタンスシステムと連動した近接表示機能が採用され、他の走行車両が停止しているQ7の後方2m以内に近づくと、コントロールユニットによりすべてのデジタルOLEDセグメントが自動的に点灯する。

追加機能には、ダイナミックターンインジケーターや、ユーザーが選択したデジタルライトシグネチャーに対応する、さまざまなカミングホームおよびリービングホームシーケンスが含まれる。

新しいデカール、カラー、ホイールにより装備が拡充

今回のアップグレードにより、Q7の装備は、さらに充実したものとなってたとアウディは述べた。ベースモデルのシートトリムのステッチには、コントラストカラーのグレーが採用されている。また、9種類の装飾インレイから選択することが可能となる。

ベースモデルの装飾インレイにはナチュラルエルム・バールシルバーに加え、Q7 Sライン・スポーツパッケージおよびSQ7 TFSIの装飾インレイには、シルバーのリニアエンボス加工を施したマットブラッシュアルミニウムとマットカーボンツイルが新たに設定された。

新型アウディQ7
新型アウディQ7

顧客がQ7をさらにカスタマイズできる3種類の新しい仕様も用意されている。特にスポーティな外観を実現するために、メタリック仕様にはサヒールゴールド/アスカリブルー/チリレッドが含まれる。

インテリアの仕上げだけでなく、多彩なホイールも用意された。ホイールサイズは20インチから22インチで、5種類の新しいホイールデザインから選択することが可能となり、21インチ以上のホイールには、ブラックメタリック/光沢のあるブラックインレイを備えたグレーシルクマット/ダイヤモンドカットのグロスブラックメタリックが用意される。

より多くのアプリを搭載したのもアップデートの一部であり、今回初めてQ7にスポティファイやアマゾン・ミュージックなどサードパーティの人気アプリを搭載し、直接使用できるようになると語る。

ソフトウェアは定期的にアップデートされアプリの種類を継続的に増やし、インフォテインメント・システムのパーソナライズ化をさらに進化させる。第3世代モジュラー・インフォテインメントツールキット(MIB3)は、特定の要件に合わせて開発された、独自のアプリを備えたアプリストアによって拡張される。

ドライバーアシスタンステムに関しては、特に車両周囲の状況を表示する機能がアップグレードされた。特に、アウディバーチャルコックピットは、車線変更警告/他の走行車両(トラック/乗用車/モーターサイクル)との距離警告/交差点アシスト/信号器情報を、フルHD品質によりオンラインで表示する。

アプリストアと新しいサラウンディングディスプレイに加えて、今回のアップグレードでは、Q7の標準装備も拡充された。V6エンジン搭載モデルの標準装備には、19インチアロイホイール/アルミニウムルーフレール付きのグロスパッケージ/パーキングアシストプラス付きリアビューカメラ/ハイビームアシストが含まれる。

その他の機能には、コンフォートセンターアームレスト/アプリストアを統合したスマートフォンインターフェイス/アウディフォンボックスなどがあると付け加えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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