アウディQ7 最新テクノロジーで再びのアップデート エクステリアライトで個性の主張が可能に

公開 : 2024.02.04 09:45  更新 : 2024.02.04 12:18

あらゆる路面での安全性:アウディのDNAを備えたサスペンション

アウディQ7のハンドリングには、5つの特性がある。それは、バランスのよさ/しっかりとした手ごたえ/優れたコントロール性/正確さ/軽やかな操舵力だと彼らは語る。

サスペンション/ステアリング/駆動装置/ブレーキ/制御システムはすべて、信頼性が高く、安全で安心感のある、快適な走行体験を生み出す上で重要な役割を果たすといい、Q7のベースモデルはバランスのとれたスチール製スプリングサスペンションを装着して、安定した運転体験を実現すると述べた。またQ7は牽引車としても信頼性が高く安全で、最大牽引重量は3.5トンだ。

新型アウディQ7
新型アウディQ7

オプションとして、連続可変アダプティブダンピングシステムを備えた電子制御式エアサスペンション(アダプティブエアサスペンションまたはSQ7 TFSIに標準装備されるアダプティブエアサスペンションスポーツ)を選択することが可能となった。

ドライバーの好みや運転状況に応じて、サスペンションは車高を最大90mmの範囲で調整し、オートレベルコントロールも提供する。高速道路では、サスペンションは速度に応じて最大30mmの範囲で(アダプティブエアサスペンションスポーツでは15mm)自動的に低下し、またオフロード走行時に、アウディドライブセレクトの「リフト」機能を使用すると、低速時に最低地上高を最大60mm高めることが可能だ。

また、オプションのオールホイールステアリング(SQ7 TFSIに標準装備)により、安全性と快適性がさらに向上し、このステアリングを搭載した場合、低速では、後輪は前輪とは逆方向に最大5°切り、これにより、回転半径が最大1m小さくなり、狭い道での取り回し性が向上する。

その一方で、高速走行時には、後輪を前輪と同じ方向に切るために、快適性と車線変更時の安定性が向上する。電気機械式アクティブロール・スタビリゼーションおよびオールホイールステアリングを備えた高度なサスペンションパッケージも、V6 TFSIおよびTDIのオプションとして装着可能となる。

アウディQ7は、駐車場や車庫、自宅のガレージでの取り回しなど、日常的な場面におけるハンドリングを向上させるために、ステアリングシステムを最適化してさらに扱いやすくなったとも述べた。

もう1つの便利な機能は、リモートパークアシストプラスであり、このシステムは、カメラ/レーダー/超音波センサーを組み合わせたものであり、スマートフォンのマイアウディ・アプリを介して駐車手順をコントロールする。

一方、出庫の際には、マイアウディ・アプリでエンジンを始動し、快適に乗り込める位置までアプリ経由で車両を動かすことも可能となった。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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