新型プジョー5008 3月発表予定 デザイン、パワートレイン刷新へ

公開 : 2024.02.07 06:05

・第3世代となる新型プジョー5008が3月発表へ。
・プジョー最新のデザインと電動パワートレインを導入。
・バッテリーEVモデルでは700km近い航続距離を実現?

見た目も中身も最新世代へ

フランスの自動車メーカーであるプジョーは、中型SUVの5008のフルモデルチェンジを3月に発表する。

第3世代となる新型5008は、STLAミディアム・プラットフォームをベースとし、ハイブリッドモデルとバッテリーEVモデルが導入される見込みだ。

新型プジョー5008の予告画像
新型プジョー5008の予告画像    プジョー

参考までに、同じプラットフォームを使用する3008ハイブリッドは1.2Lガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、合計出力136psを発生する。

一方、EVモデルのe-3008は2種類あり、シングルモーター仕様で最高出力210ps、デュアルモーター仕様で320psを発生する。航続距離は、73kWh(使用可能容量)のバッテリーで525km、より大きな98kWhで最長700kmとされている。

詳細は不明だが、ボディサイズの大きい5008では、同じバッテリーでも航続距離が若干低下すると思われる。

インテリアでは、プジョーの最新「iコックピット」デザインが採用される見込みだ。上級グレードでは、インストゥルメントパネルとインフォテインメント・ディスプレイを組み合わせた21.0インチの曲面タッチスクリーンも設定されるだろう。

エクステリアとしては、実用性を重視し、従来のハッチバックのシルエットを維持すると見られる。

新型5008は2024年末までに発売される予定だ。欧州価格は、ハイブリッドモデルが4万ポンド(約745万円)前後、EVモデルが5万ポンド(約930万円)前後からになると予想される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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