アウディ最強ワゴン 過激スタイルの新型RS6アバントGT 世界660台限定生産

公開 : 2024.02.07 18:05

これからの「RS」で求められるもの

アウディ・スポーツのマネージング・ディレクターを務めるロルフ・ミヒル氏に話を聞いた。

――今後のRSモデルでは何を優先するのでしょうか? スピード、ドライビング・フィール、サウンドなど……。

アウディRS6アバントGT
アウディRS6アバントGT    アウディ

「モデルにもよりますが、サイズによってはドライビング・ダイナミクスが重視されるでしょう。単一の方向性を示すことはできませんが、将来的にはさまざまな能力をパッケージとして提供したいと考えています」

――EVのRSモデルを敬遠している顧客に対して言うことは?

「お客様とともに歩む道があると思います。わたし達はクルマ1台1台をウォッチしていて、利用状況をよく見ています。ハイブリッド化を進めますが、電動化による付加価値を喜んでいただけると思います。段階を踏んでやっていくつもりです」

――今後、各モデルをどのように差別化していきますか?

「USP(製品独自の強み)は常に変わります。例えば、過去20年間で言うとサウンドやバッテリー技術。これはすでに変化しており、今後さらに変化していくでしょう。ドライビング・ダイナミクスに関しては、将来的にはまったく異なる選択肢が揃います。EV技術によって、ドライブトレインのセットアップを変えることができると思います」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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