累計販売260万台SUV GLCにトップパフォーマンスモデル発表 メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス

公開 : 2024.02.18 11:45

メルセデス・ベンツは2020年/2021年にベストセラーとなり、累計260万台を販売したGLCにトップパフォーマンスモデルとなる「メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス」を発表しました。

GLCに「63」追加。そのエクステリアは?

メルセデス・ベンツは、ミドルサイズSUV「GLC」のスポーツモデルとして「メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス」(以下、GLC 63 S E)を追加し全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は1780万円となる。

エクステリアデザイン

GLC 63 S Eのフロントデザインは、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリル、フロントスポイラーリップを採用し、メルセデスAMGのパフォーマンスモデルであることを明確に主張し、アグレッシブな表情を形成すると表現する。

メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス
メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス

サイドは、メルセデス・ベンツGLCから全長を30mm伸長し、フロントフェンダーにGLC 63 S E専用の「ターボEパフォーマンス」サイドエンブレムが入り、21インチAMGアルミホイールを採用。また、ホイールアーチは先代モデルのブラックからボディ同色になり都会的なエクステリアを演出するという。

リアエンドには、パフォーマンスハイブリッドを示す赤く縁取られた「GLC 63 S」のエンブレム、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、マットブラックのコントラストが鮮烈なリアエプロン、2つの台形のデュアルテールパイプがデザインを引き締めると語る。

「63」のインテリア

インテリアデザイン

ダッシュボードは上下2つの部分に分かれており、上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットが配置されており、さらにアルティコの表皮を施すことにより、スポーティかつ上質なインテリアを演出する。

下部には大きなインテリアトリムがあしらわれており、センターコンソールからダッシュボードへと途切れなく続く。また、ドライバーを重視することでスポーツ感を強調すべく、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けたデザインを採用した。

メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス
メルセデスAMG GLC 63 S Eパフォーマンス

運転席に備わる12.3インチの大型コックピットディスプレイは自立型で、ダッシュボード上部と大きなインテリアトリムの手前に浮かんでいるように見え、コックピットディスプレイとメディアディスプレイは5つのスタイル(ジェントル/スポーティ/クラシック/スーパースポーツ/オフロード)と3つのモード(ナビゲーション/アシスト/サービス)の中から選択することでカスタマイズすることが可能だという。

グリップが太く上質なナッパレザーを使ったAMGパフォーマンスステアリングを採用しステアリングを離さずにメニューやMBUXの各機能を操作できるマルチファンクションステアリング機能はもちろんの事、AMG専用のドライブコントロールスイッチを標準装備した。

シートは、サポート性に優れサーキットでのスポーツ走行時でも安定したドライビングポジションを維持できる一方で、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性も兼ね備えたAMG専用ナッパレザースポーツシートを標準装備し、ホールド性を高め、電動調整機能を備えたAMGパフォーマンスシートをオプション装備として用意する。

シートの調整スイッチやドアハンドルが配置されたフロントドアのブラックパネルは、エッジがクローム仕上げとなり、ドア表面から浮き上がるようなデザインとなっており、アンビエントライトの照明による上質感を演出し、室内を彩るアンビエントライトも64色から選択、また、単色の発光に加えて色の連続変化が可能となった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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