2024年版 今こそ乗りたい「最強&最高」のスポーツカー 10選 公道で味わう「大人」テイスト

公開 : 2024.03.09 18:05

10. レクサスLC 500

長所:コンセプトカーのような外観、ほとばしるV8サウンド、贅沢でリッチなインテリア
短所:グランドツアラーの性格が強い、大型で重い

走り好きのドライバーとしては、レクサスLCを推したい。LCはどちらかというと、「ラグジュアリークーペ」というイメージが強いかもしれない。しかし、躍動感あるV8エンジンを搭載しながら、バランスのとれた軽快なハンドリングを併せ持ち、どちらかというとジャガーFタイプポルシェ911のライバルと見た方が自然に感じられる。それゆえ、ここで紹介することにした。

10. レクサスLC 500
10. レクサスLC 500

サイズは大きいし、足は鉛のように重く、時には道路を走るのが少し面倒に思えるほどで、LCに対するアンビバレンツな感情から逃れることはできない。しかし、V8エンジンは特別な存在であり、その敏捷性とバランスは非常に素晴らしいものだ。インテリアは驚くほど上質だが収納スペースに乏しく、ロングツーリングに適しているとは言いがたい。

結局のところLCは、その長所に感動するか短所にガッカリするかによって、ドライバーの評価が大きく変わるだろう。ダイヤモンドの原石か、恐ろしいマナー講師のどちらかだ。弊誌にとっては、限りなく前者に近い。

記事に関わった人々

  • マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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