英国は雨のイメージ? では雨雲を着こなしてみましょう ベントレー・ニンバス・コレクション

公開 : 2024.02.28 17:45

サステナブルに邁進するベントレー

発表の場でベントレーモータース・ジャパンのブランド・ダイレクターに就任した遠藤克之輔から、同社の取り組みが以下のように説明された。

「ベントレーはユニークなブランドで、走り出せば快適性に加えスーパーパワーとラグジュアリーが完璧に融合しており、他に類を見ない存在です」

ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクション
ベントレー・ベンテイガアズール・ニンバス・コレクション

「ベントレーが行っている戦略となるパッションポイントがあります。ベントレーはクルマのメーカーですが、ライフスタイル・ブランドでもあります。お客様がベントレーと過ごす人生というライフスタイルで共有できる価値観を4つに絞っています」

「ひとつ目はウェルビーイングで身体と心の幸せ、リアルエステートは住まいや暮らし。トラベルはツーリング・イベントなどの走る楽しみ、アート/ミュージックでは美術や音楽に加え、今回のニンバスがここに位置します」

「ベントレーをユニークにしているのが、サステナビリティというエシカルなラグジュアリー・ブランドという位置づけです。英国クルーにある本社工場はカーボンニュートラルの認証を受け、太陽光発電や水のリサイクル、さまざまな廃棄物を最小限にする取り組みを行っています。工場の敷地内では30万匹以上の蜜蜂を飼って自然環境を整えています」

ニンバスにちなんだパフォーマンスとアートも紹介

今回お披露目の場となった六本木ヒルズ・カフェ/スペースでは、ニンバスのムービーに出演した2022年にフリースタイルフットボール世界チャンピオンに輝いた「Leon」と、同じくフリースタイルフットボーラーの「Kazane」がパフォーマンスを披露した。

このほかペイントアーティストの「はくいきしろい」による、ペイントによる同じものはひとつとしてないユニークな美術作品をステッカーに落とし込んだものを披露。手に入れた者がステッカーを貼るまでをアートとする作品作りが特徴だ。今回は、ニンバスをイメージして制作したアートステッカーが披露され、来場者にプレゼントされた。

ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクション
ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクション

このほかペイント・ステッカーアートを施したベントレー・ベンテイガ・オデッシアン・エディションが入り口横に展示され、大胆なデザインが注目を集めていた。

ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクションのスペック

価格:3500万円
全長:5125mm
全幅:1995mm
全高:1740mm
ホイールベース:2995mm
最高速度:290km/h
0-100km/h加速:4.5秒
燃費(WLTP):7.69km/L
CO2排出量:296.0g/km(欧州発表値)
車両重量:2670kg
ドライブトレイン:DOHC3996cc V8ツインターボ
使用燃料:プレミアムガソリン
車両重量:2670kg
燃料タンク容量:85L
最高出力:550ps/5750~6000rpm
最大トルク:78.52kg-m/2000~4500rpm
駆動方式:AWD
ギアボックス:8速AT
タイヤサイズ:285/40ZR22

ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクション
ベントレー・ベンテイガ・アズール・ニンバス・コレクション

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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