VW最多販売モデル 新型「Tロック」2026年発売へ ”ハンサム” 顔採用の大人気SUV

公開 : 2024.03.08 06:05

フォルクスワーゲンTロックの新型プロトタイプが目撃され、デザインの一部が明らかになった。第2世代となる新型はPHEV、マイルドハイブリッドを導入して2026年頃の発売が予想される。

デザイン刷新 PHEVも初導入か

フォルクスワーゲンは、小型SUVのTロック(T-Roc)のフルモデルチェンジを2026年に実施する見込みだ。今回、第2世代となる新型のプロトタイプが目撃された。

新型Tロックは、フロントグリルやLEDヘッドライトなど、ティグアンにも似たデザインが採用されている。

欧州で目撃された次期Tロックのプロトタイプ
欧州で目撃された次期Tロックのプロトタイプ    AUTOCAR

サイドはこれまでよりもすっきりとした形状になったが、ボンネットからリアにかけてクロームメッキが施されている。テールライトはゴルフに近いデザインで、リアウィンドウは傾斜が鋭くなったようだ。

ベースとなるプラットフォームには、パサート、ティグアン、ゴルフと共通の「MQBエボ」を採用する見込みだ。これにより、PHEV仕様も導入されることになるだろう。

1.5Lのマイルドハイブリッド仕様や、従来の1.0L 3気筒、1.5Lおよび2.0L 4気筒ターボガソリンエンジンも設定されると考えられている。

Tロックは販売上の重要なモデルである。2023年の欧州での新車登録台数はゴルフを上回り、フォルクスワーゲンの最多販売車種となった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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