日本市場オンリーで計40台! シボレー・コルベットに歴代モデルをオマージュした特別限定車

公開 : 2024.03.17 07:05

シボレーはミッドシップとなった第8世代目の新型コルベットに、歴代モデルをオマージュした「エディション・サーヴ・ワン」と「ヘリテージ・エディション」を日本限定で計40台発売すると発表しました。

コルベットから2種類の特別限定車

シボレーは、初代コルベット(C1)のデビューから70年以上の歴史を持ち、世界中のモーターファンを魅了し続けるスポーツカー「シボレー・コルベット」から、その伝統と走りの魂を具現化した2つの特別限定車「エディション・サーヴ・ワン」と「ヘリテージ・エディション」を全国のシボレー正規ディーラーネットワークで販売開始すると発表した。

1953年に誕生以来、アメリカを代表するスポーツカーとして進化を続けてきたコルベット。今回登場するのは、かつて試作された幻のミッドシップマシン「サーヴ・ワン」をモチーフに、エッジブルーのストライプが卓越した走りを象徴する「エディション・サーヴ・ワン」

シボレー・コルベットに2種類の特別限定車
シボレー・コルベットに2種類の特別限定車

そして1953年モデルの初代コルベットを彷彿とさせる真っ赤なインテリアと深みのあるグレーのエクステリアカラーを組み合わせた「ヘリテージ・エディション」だという。

2つのエディションに、それぞれクーペとコンバーチブルの計4バージョンを用意し、全て右ハンドルを採用。日本市場だけの計40台のスペシャルモデルに仕上げた。

「シボレー・コルベット」について

1953年にデビューした「シボレー・コルベット」は、いつの時代もGMにおける革新と極限の頂点を体現してきたと同社は語る。

現在の8世代目となる新型「シボレー・コルベット」は、2019年7月にアメリカで発表、2020年1月の「東京オートサロン2020」で国内初公開し、2021年5月に国内デリバリーを開始した。

コルベット史上初となる、ミッドシップエンジンを搭載し、日本市場へはコルベットブランド初の右ハンドル仕様を導入。502馬力を発生する6.2L V8エンジンを搭載して卓越した走りを実現する一方、日常のドライブでの扱いやすさなど、かつてない新次元のパフォーマンスと最上級の操作性・快適性が、高い評価を得ていると述べた。

また「2020年北米カー・オブ・ザ・イヤー」および2021~2022日本カー・オブ・ザ・イヤーの「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、日米ダブル受賞を果たした。

2種類の特別限定車詳細

シボレー・コルベット・エディション・サーヴ・ワン

コルベットの父であるゾーラ・アーカス・ダントフが1959年に試作した幻のミッドシップテストマシン「サーヴ(シボレー・エクスペリメンタル・リサーチ・ヴィークル)ワン」をモチーフに「シルバーフレア・メタリック」のエクステリアカラーとエッジブルーのストライプを採用。ミッドシップの最新型コルベットに、ゾーラの魂を重ね合わせた。

日本初採用のホイールやエッジイエローのブレーキキャリパーが特別な一台であることを印象付ける。

シボレー・コルベット・ヘリテージ・エディション

シボレー・コルベットに2種類の特別限定車
シボレー・コルベットに2種類の特別限定車

伝統的なアメリカンスポーツの先駆けとなったC1コルベットは、全車に真っ赤なレザーが採用されていた。その伝統と情熱にオマージュを込め、鮮やかな「アドレナリンレッド・ディップド」のフルレザー内装で表現する。

エクステリアには、日本初採用の「シーウルフグレー・トライコート」を導入。メタリック粒子と3層ものペイントコートが生み出す独特の質感と深みのあるグレーカラーがさまざまな表情で見る者を魅了する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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