2024年物流問題の助太刀? 三菱「ミニキャブバン」/「タウンボックス」一部改良 走破性向上

公開 : 2024.03.18 11:45

三菱は「ミニキャブバン」/「タウンボックス」を一部改良し発表しました。CVTの採用に加え、グレード次第で既存の4速AT/5速MTを継続採用し、ユーザーの選択肢を広げます。4WD機能も仕様変更で走破性も向上。

三菱 軽商用車「ミニキャブバン」/軽乗用車「タウンボックス」一部改良

三菱は、軽商用車「ミニキャブバン」と、軽乗用車「タウンボックス」にCVTを採用して燃費の向上を図るなど一部改良を実施し、販売を開始したと発表した。

メーカー希望小売価格(税込)は「ミニキャブバン」が119万2400円~188万5400円/「タウンボックス」は192万1700円~214万9400円となる。

三菱 軽商用車「ミニキャブバン」/軽乗用車「タウンボックス」一部改良
三菱 軽商用車「ミニキャブバン」/軽乗用車「タウンボックス」一部改良

今回の一部改良では「ミニキャブバン」の一部グレード、「タウンボックス」の全グレードにCVTを新たに採用し、燃費性能を向上したという。

CVT車は従来の機械式4WDから電子制御4WDへ変更し、路面状況に応じて駆動力を制御する「4WDオート」をはじめとする3つのモードを設定した。さらに「ぬかるみ脱出アシスト」を採用し、ぬかるみ・砂地等からの脱出性能など、走破性を向上させている。

「ミニキャブバン」の主な変更点

従来から設定のある「ブラボー」/「G」/「M」のトランスミッションにCVTを採用するとともに、既存の4速AT/5速MTを継続採用する「E」グレードを新たに設定し、全グレードにリヤパーキングセンサーとメーター内の表示灯を標準装備し、安全性を高めた。

「ブラボー」はターボを採用し、パワフルで安定した走りが可能となり、キーレスオペレーションシステムやスライドドアイージークローザー(後席両側)/運転席・助手席バニティミラーなどを標準装備することで商用のみならず乗用ユースでも使いやすい仕様としている。

また「ブラボー」/「G」にLEDヘッドライト、運転席シートヒーター、助手席シートバックテーブルを標準装備とし、快適性を向上させた。

タウンボックス』の主な変更点

全グレードのトランスミッションを4速ATからCVTへ変更し、全グレードにLEDヘッドライト、助手席シートバックテーブル、電動格納式リモコンドアミラー(LEDターンランプ・リモート格納付)本革巻ステアリングホイールを標準装備し、装備を充実させている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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