スバル・クロストレック 詳細データテスト 手頃なサイズに優れた悪路走破性 パワー不足は否めない

公開 : 2024.03.23 20:25  更新 : 2024.03.29 19:22

スペック

レイアウト

シャシーはインプレッサと同じく、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)だが、アップデートを経た最新版。より剛性を高めている。エンジンは、もちろんボクサー4気筒だ。

フロントに縦置きされたエンジンと、CVTの後方に設置された48Vモーターは、クラッチベースの4WDトルクスプリットを介して四輪を駆動する。前後重量配分は、60:40だった。

エンジン

シャシーはスバル・グローバル・プラットフォームの最新版。水平対向4気筒とCVT、モーターをフロントに縦置きし、四輪を駆動する。
シャシーはスバル・グローバル・プラットフォームの最新版。水平対向4気筒とCVT、モーターをフロントに縦置きし、四輪を駆動する。

駆動方式:フロント横置き、四輪駆動
形式:水平対向4気筒1995cc、ガソリン
ブロック・ヘッド:-
ボア×ストローク:φ84.0×90.0mm
圧縮比:12.5:1
バルブ配置:DOHC4バルブ
エンジン最高出力:136ps/-rpm
エンジン最大トルク:18.5kg-m/-rpm
許容回転数:-rpm
ハイブリッドアシスト:永久磁石同期モーター駆動
モーター最高出力・前/後:16ps/-ps
モーター最大トルク・前/後:6.8kg-m/-kg-m
システム最高出力:-ps/-rpm
システム最大トルク:-kg-m/-rpm
馬力荷重比:83ps/t
トルク荷重比:11.3kg-m/t
エンジン比出力:68ps/L

ボディ/シャシー

全長:4495mm
ホイールベース:2670mm
オーバーハング(前):-mm
オーバーハング(後):-mm

全幅(ミラー含む):2020mm
全幅(両ドア開き):3580mm

全高:1600mm
全高:(テールゲート開き):2100mm

足元長さ(前席):最大1080mm
足元長さ(後席):740mm
座面~天井(前席):最大940mm
座面~天井(後席):910mm

積載容量:315~1314L

構造:スティール・モノコック
車両重量:1630kg(公称値)/1620kg(実測値)
抗力係数:0.32
ホイール前・後:7.0Jx18
タイヤ前・後:225/55 R18 98V M+S
ファルケン・ジークスZE001A A/S
スペアタイヤ:なし(パンク修理剤)

変速機

形式:CVT
変速比:3.601~0.513
1000rpm時車速〈km/h〉:10.0~70.3
最終減速比:3.70:1

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
平均:12.5km/L
ツーリング:16.0km/L
動力性能計測時:8.0km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):12.4km/L
中速(郊外):13.5km/L
高速(高速道路):14.9km/L
超高速:11.6km/L
混合:13.0km/L

燃料タンク容量:48L
駆動用バッテリー:リチウムイオン(ニッケル・マンガン・コバルト)・118V・0.57kWh
現実的な航続距離(モーターのみ):-km
現実的な航続距離(エンジンのみ):-km
現実的な航続距離:599km
CO2排出量:174g/km

サスペンション

前:マクファーソンストラット/コイルスプリング、スタビライザー
後:ダブルウィッシュボーン/コイルスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.6回転
最小回転直径:12.0m

ブレーキ

前:265mm通気冷却式ディスク
後:240mmディスク
制御装置:ABS、EBD
ハンドブレーキ:電動、センターコンソール右側にスイッチ配置

静粛性

アイドリング:41dBA
全開・4速時:76dBA
48km/h走行時:57dBA
80km/h走行時:62dBA
113km/h走行時:67dBA

安全装備

ABS/BAS/ESP/VDC/アイサイト4.0
Euro N CAP:テスト未実施
乗員保護性能:成人-%/子供-%
歩行者保護性能:-%
安全補助装置性能:-%

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温11℃
0-30マイル/時(48km/h):3.9秒
0-40(64):5.6秒
0-50(80):7.7秒
0-60(97):10.4秒
0-70(113):14.3秒
0-80(129):19.1秒
0-90(145):25.1秒
0-100(161):33.8秒
0-402m発進加速:18.0秒(到達速度:126.0km/h)
0-1000m発進加速:32.9秒(到達速度:159.6km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
ジープレネゲード4xeトレイルホーク(2021年)
テスト条件:乾燥路面/気温20℃
0-30マイル/時(48km/h):2.9秒
0-40(64):3.9秒
0-50(80):5.2秒
0-60(97):6.7秒
0-70(113):8.5秒
0-80(129):10.7秒
0-90(145):14.0秒
0-100(161):21.1秒
0-402m発進加速:15.3秒(到達速度:148.2km/h)
0-1000m発進加速:28.6秒(到達速度:172.7km/h)

中間加速

20-40mph(32-64km/h):4.5秒(2速)

30-50(48-80):5.1秒(2速)/6.8秒(3速)/8.8秒(4速)

40-60(64-97):5.9秒(2速)/7.6秒(3速)/9.9秒(4速)/12.2秒(5速)

50-70(80-113):8.4秒(3速)/10.2秒(4速)/13.4秒(5速)/18.6秒(6速)/29.3秒(7速)

60-80(97-129):9.4秒(3速)/10.9秒(4速)/14.6秒(5速)/21.0秒(6速)

70-90(113-145):11.8秒(4速)/15.9秒(5速)

制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温11℃
30-0マイル/時(48km/h):9.9m
50-0マイル/時(64km/h):27.0m
70-0マイル/時(80km/h):53.5m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:3.11秒

ライバルの制動距離

ジープ・レネゲード4xeトレイルホーク(2021年)
テスト条件:乾燥路面/気温20℃
30-0マイル/時(48km/h):8.8m
50-0マイル/時(64km/h):24.7m
70-0マイル/時(80km/h):48.2m

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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