アウディA3大幅アップデート予告 デザインにライトシグネチャーに装備充実化 新素材も導入

公開 : 2024.03.25 07:05

さらに洗練:インテリア

印象的に生まれ変わったエクステリアに合わせて、インテリアもこれまで以上にシャープになったとアウディは付け加える。

インテリアには、シフターのデザイン/エアベント/ファブリックの装飾インレイ/新しいインテリアライトにまで、数多くの革新的な機能を見ることができ、これらすべての要素は、細部に至るまで精密に仕上げられており、アウディA3の進歩的でテクニカルな外観を強調するという。

アウディA3を大幅にアップグレード予定
アウディA3を大幅にアップグレード予定

さらに、標準装備の内容が大幅に拡充され、マルチファンクションプラスを備えた3本スポーク・レザーステアリングホイールのほか、エアコンディショナー、アンビエントライトパッケージ、フロントセンターアームレストが標準装備された。

外面をクロームで仕上げた新しいブレードデザインにより、オプションのクライメートコントロールパッケージのエアベントがより薄く見え、コックピットの幅が強調される。センターコンソールは再デザインされ、新たな仕上げが施されたという。

室内のドアハンドルにも新しい仕上げが採用され、センターコンソールには、便利なカップホルダーに加え、長さと角度を調整できるアームレストを標準装備した。Sトロニックの機能を簡単にコントロールできるコンパクトなシフターも、新たなデザインを採用し、このシフターは、よりフラットなデザインにより、センターコンソールにシームレスに溶け込んでいる。

ドアおよびフットレストのインテリアライトには、アクセントが付けられた。さらに追加される照明エレメントとスイッチパネルおよびドアシルのコンツァーライトは、オプションで選択可能となる。

アップグレードが施されたA3モデルでは、センターコンソール周囲にコンツァーライトが設置され、標準装備のカップホルダーは照明付きとなる。インテリアにおける新しいデザインエレメントの1つは、フロントドアの内側にバックライトが装着されていることであり、この機能のために、ファブリックパネルにレーザーカットが300回施されたという。

ドアパネル内の光源によって、5つのセグメントが照明され、それぞれが異なるサイズにより、ダイナミックな光の流れが生み出された。このライトは、車両のロックと解除の時にも点灯し、照明付きファブリックパネルは、機能性と感動的なデザイン体験を両立させていると彼らは語る。

MMIを介して30色のカラーを選択できるため、細かい希望に応じたカスタマイズが可能で、新しいソノス・サウンドシステムの大型スピーカーは、ドアの下部に配置されており、3Dサウンドによる臨場感あふれるリスニング体験を実現している。

アウディA3は2種類のファブリックによる装飾インレイを使用した。その1つは、100%リサイクルポリエステルとダイナミカ・マイクロファイバーで作られた、テクニカルテクスチャードファブリックだ。

ダイナミカは、装飾インレイであると同時に、シート地にも使用され、一部のインテリアパッケージではドアミラーの装飾にも採用されている。ダイナミカはスエードのような見た目と感触を特徴とするが、部分的にリサイクルされたポリエステルで作られている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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