アウディA3大幅アップデート予告 デザインにライトシグネチャーに装備充実化 新素材も導入

公開 : 2024.03.25 07:05

高度なコネクティビティ:オンデマンドでアプリと機能を統合

アウディA3は、数多くのコネクテッドサービス、オンデマンド機能、アプリストアによりデジタル化され、高度なコネクテッド機能を備える。

標準装備には、DAB+デジタルラジオ/10.1インチ・タッチディスプレイ/アウディバーチャルコックピット/ワイヤレス充電機能を備えたスマートフォントレイが含まれる。フロントのセンターコンソールに設置された2つのUSB-C充電ポートに加えて、リヤにも2つの追加ポートが標準装備された。

アウディA3を大幅にアップグレード予定
アウディA3を大幅にアップグレード予定

オプションには、MMIナビゲーションプラス/アウディ・コネクトのフルサービス/車両のディスプレイを介して幅広いアプリケーションを使用可能なアプリストアへのアクセスが含まており、アプリストアを組み込むことで、使用者は、車両内のデータリンクを介して人気のサードパーティアプリをインストールし、MMIタッチディスプレイで直接かつ直感的に操作することができるという。

選択したアプリは、ユーザーのスマートフォンを経由することなく、車両のインフォテインメントシステムに直接インストールされる。ユーザーは、ボイスコマンドを介してアプリを操作することもでき、アマゾン・アレクサは音楽のストリーミング再生やスマートホームデバイスの操作にも使用可能となる。

オンデマンド機能により、高い柔軟性が実現したとも彼らは付け加えている。顧客は、車両購入後でも、マイアウディ・アプリを介して、最大5つの個別のインフォテインメントおよび快適機能をオンラインで追加することができるという。

アウディA3は、アウディ・コネクトサービスを含むMMIナビゲーションプラスに加え、アップル・カープレイまたはアンドロイド・オートを介してiOSおよびアンドロイド・スマートフォンをMMIシステムに統合するスマートフォンインターフェイスを追加してアップグレードすることができる。

その他の機能には、アダプティブクルーズアシスト/ハイビームアシストに加え、2ゾーン・コンフォートエアコンディショナーを備えた標準エアコンディショナーシステムを拡張する機能が含まる。

すべての機能は、個別のニーズに応じて、1カ月間/6カ月間/1年間/3年間、あるいは期間制限なく利用することができ、例えば、A3で休日を利用したロングドライブを計画している場合、長距離の高速道路をリラックスして移動し、不慣れなエリアで正確なルート案内を受けるために、ナビゲーションやアダプティブクルーズアシストを追加することもできえると述べた。

スマートエイド:市街地走行や長距離ドライブ向けのアシスタンスシステム

アウディA3には、既に高い安全機能が標準装備されており、アウディプレセンスフロント/衝突回避およびターンアシスト/車線逸脱アラートは、周辺の車との事故を防止する。

アダプティブクルーズアシストは、前後方向および横方向のコントロールをサポートし、車線変更アシスタンスによって、運転の快適性をさらに高めると彼らは語る。このシステムは、最高210km/hまでの速度で加速/ブレーキ/ステアリング操作を受け持ち、高速道路で90km/hを超える速度での車線変更も支援するという。

アウディA3を大幅にアップグレード予定
アウディA3を大幅にアップグレード予定

このシステムはMMI経由で、後方のレーダーからデータ受け取り、インストルメントパネルとヘッドアップディスプレイの白い矢印により、車線変更が可能かまた左右どちらの方向へ変更できるかを示し、ドライバーが方向指示器を操作して車線変更を開始すると、システムはドライバーのステアリング操作を積極的に支援する仕組みだ。

市街地では、パークアシストプラスを備えたパークアシストが、正確なステアリング操作により、駐車および駐車スペースからの後退を支援する。車線変更警告/エグジットワーニング/リアクロストラフィックアシストは、リアレーダーを使用して車両後方および側方の交通を監視し、安全性と快適性をさらに高めると付け加えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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