新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
公開 : 2024.03.27 17:45
その他のアシスタントや便利機能は?
ハイ、メルセデス:音声アシスタント
音声アシスタント「ハイ、メルセデス」は、メルセデス・ミーアプリ内のオンラインサービスを起動することで、対話と学習機能を発揮する。
新採用のジャスト・トーク機能により、音声操作をキーワードの「ハイ、メルセデス」を発話せずに行うことができるようになったという。この新機能が起動すると、ディスプレイ上部に赤いマイクのマークが表示され、車両がボイスコマンド待ちの状態となる。
ハイ、メルセデスは車両機能の説明も行うもので、例えば乗員がブルートゥースによるスマートフォン接続の方法などを知りたい場合にもサポートする。
MBUXインテリア・アシスタント
オプション設定のMBUXインテリア・アシスタントは、さまざまな室内機能をジェスチャーでコントロールすることで、状況に応じたドライバー支援を実現する。
前席乗員の検知を行うのは、ルーフライニング内蔵の赤外線カメラで、オーバーヘッドコントロールパネルに内蔵されている。MBUXインテリア・アシスタントは、乗員の身体の動きや身振り手振りを読み取り、対応する車両機能を起動することで適切にサポートするという。このシステムは自然な手の動きや身体の動きを前後関係に応じて、あるいは乗員のリクエストにより解釈すると付け加えた。
音楽のストリーミング配信サービス
主要音楽ストリーミング配信サービス(スポティファイ/アマゾン・ミュージック/アップル・ミュージック)をMBUXインフォテインメントシステムに完全に統合した、メルセデス・ベンツの「オンラインミュージック」サービスだという。
接続された音楽配信サービスに登録済みのアカウントへのアクセスをMBUXから行うことができ、好みの曲やプレイリストへ簡単にアクセスできるだけではなく、何百万もの曲の中からお気に入りの音楽を検索したり、キュレーターが作成したプレイリストを利用したりすることも可能となった。
パーソナライゼーション
パーソナライゼーション機能では、顧客個人のプロファイルを作成し、運転席のシートメモリー/ミラー位置の設定/アンビエントライトのカラー設定/お気に入りのラジオ放送局/その他の機能を保存できるようになった。
ヘッドユニット上のストアを介してアプリを追加
新型モデルでは、サードパーティー製のアプリを、好みに応じてインストールすることが可能になった。ラインナップも今後さらに拡大が予定されている。
アイフォンに対応したデジタルキーを設定
デジタルキーを使えば、対応するアイフォンをドライバーが携帯している場合、クルマの始動やロック操作が簡単に行えるようになる。またキーの共有も可能で、家族や友人と新型Eクラスのデジタルキーを共用することができる。
この場合、オーナーキーを設定しているユーザーはさまざまな権限を割り当てることができ、例えば許可する範囲をロック操作のみとしたり、車両の始動も可能としたりすることができると発表した。
デジタルキーを共有するには、エアドロップやiメッセージなどのメッセージサービスを介して共有相手にキーを送信し、受信者は自分のアップル・ウォレットにキーを追加する。
共有後にキーを削除する場合も、オーナーはアップル・ウォレットまたはMBUXインフォテインメントシステムを使って簡単に操作が可能となるという。
アプリの選択肢を拡大
アプリのクルマへの導入は、これまで主にユーザーのスマートフォンからインフォテインメントシステムへミラーリングすることで行われていた。
アップル・カープレイやアンドロイド・オートがその例で、クルマの走行中に携帯端末の一部機能をディスプレイ上で使用することができる。また、サードパーティ製アプリのインストールを可能にする新たなオペレーティングシステムがメルセデス・ベンツのソフトウェアチームによって開発されたことに加え、新しいソフトウェアアーキテクチャーの採用によって、今後はアプリのクルマへの導入をこれまでよりはるかに速やかに行えるようになるという。
アプリのラインナップは今後、徐々に拡大を予定しており、大幅なパーソナライゼーションが可能になる。2024年3月時点でラインナップされるサードパーティ製アプリには以下のようなものがある。
・「ティックトック」(SNS)
・「アングリーバーズ」(モバイルゲーム)
・「ウェベックスbyシスコ」(ビデオ会議)
・「ズーム」(ビデオ会議)
・「ヴィヴァルディ」(Webブラウザー)
・「ポケットキャスト」(ポッドキャスト)