ランボルギーニが “20年以上ぶり” のロゴ刷新 「闘牛」デザインとフォントを変更

公開 : 2024.04.02 06:25

ランボルギーニがロゴマーク刷新を発表した。象徴的な闘牛の姿はよりシンプルに描かれ、ゴールドのカラーリングも控えめなブロンズへと変更。今後の電動化を見据えた新しいデザインとなった。

電動化を見据えた新しいデザインへ

イタリアの自動車メーカーであるアウトモビリ・ランボルギーニは3月28日、新しいロゴマークを発表した。ロゴの刷新は20年以上ぶりのことで、今後すべての新型車に順次適用される予定だ。

新しいロゴは、トレードマークである猛牛を引き継ぎつつ、ランボルギーニの「勇敢」、「予想外」、「本物」の価値観をよりよく反映しているという。

ランボルギーニの新しいロゴマーク
ランボルギーニの新しいロゴマーク    ランボルギーニ

エンブレム自体は従来のものとよく似ているが、ゴールドのディテールは繊細なブロンズに変更され、ランボルギーニ(LAMBORGHINI)の社名も「ブランドの明確なアイデンティティを象徴する」という「より広い」書体で書かれている。

この新しいロゴを最初に装着するのは、まもなく発表予定のウルスのプラグインハイブリッド・バージョンで、さらにその後、今年後半にはウラカンの後継車が登場すると予想されている。

また、ランボルギーニの公式ウェブサイトやSNSチャンネルのアイコンで初めて、闘牛のみの姿が表示されている。これまでは盾や社名とともに描かれていた。

今回のロゴ刷新は、ランボルギーニの事業戦略「Direzione Cor Tauri」の一環である。この戦略では2024年末までにラインナップを電動化し、2028年頃に同社初のEVを導入する予定である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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