2024年版 「おしゃれ+実用性も高い」小型ハッチバック 10選 欧州最強Bセグメント車、どれが好き?

公開 : 2024.04.20 18:05

10. ミニ・クーパーS E

長所:運転が楽しい、ハンサムなスタイリング、パンチの効いたパフォーマンス
短所:航続距離が短い、バッテリーが小さい、特に実用的ではない

Bセグメント・ハッチバックにもEVが増えてきた。短期間に大きく進歩しており、今回もミニであえてEVバージョンのクーパーS Eを紹介することにした。

10. ミニ・クーパーS E
10. ミニ・クーパーS E

純粋に客観的かつ合理的な観点で記事を書くとしたら、ミニ・クーパーS Eには目もくれないだろう。弊誌の実走行テストでは、1回の充電での航続距離がわずか160~190kmだった。トランクは小さく、後部座席は乗り降りしにくい。しかし幸いなことに、愛すべき点も多いのだ。

クーパーS Eをここで紹介する理由は、一体感とエネルギーだ。最高出力183ps、最大トルク27.5kg-mを発生し、ライバルよりもはるかに活発である。ハンドリングは俊敏で安定感も高く、ガソリン車のミニと同等だ。

現行型はEVとして物足りない点も多いが、大型バッテリーを搭載し、航続距離を伸ばした次世代車の到着も近い。弊誌は新型のプロトタイプに短時間試乗したが、非常に優れていることがわかった。市販モデルの公道試乗にも大いに期待している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    英国編集部ライター
  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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