【リアシート設定で更に911の対抗馬へ?】 新型メルセデスAMG GTクーペ 4LのV8ツインターボで武装
公開 : 2024.04.14 20:05
メルセデスAMGは新型GTクーペを発表しました。AMG4マティック+を搭載したこともニュースですが、利便性も同時に向上させ、なんとGPSでフロントリフターの作動地点を記憶させることもできるそうです。
もくじ
ー新型「メルセデスAMG GTクーペ」発表
ーエクステリアデザイン
ーインテリアデザインとインテリア その1
ーインテリアデザインとインテリア その2
ーボディシェル
ーパワートレイン
ーシャーシ
ーエアロダイナミクス
新型「メルセデスAMG GTクーペ」発表
メルセデス・ベンツは、メルセデスAMGのトップパフォーマンスモデルである新型「メルセデスAMG GTクーペ」を発表し、正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。納車は本年4月下旬頃より順次予定している。メーカー希望小売価格(税込)は2750万円。
新型メルセデスAMG GTクーペは、極めてダイナミックな走行性能と卓越したスポーツ性を備えると同時に、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデルに仕上がっていると語る。
AMGアクティブ・ライド・コントロール・サスペンションやリア・アクスルステアリング/アクティブ・エアロダイナミクス・システムなどの高度なコンポーネントにより、ダイナミックな走行性能をさらに研ぎ澄ませ、加えて前後トルク配分の連続可変が可能なAMG 4マティック+を初めて搭載。
4L V型8気筒ツインターボエンジンとも相まって、圧倒的なパフォーマンスを発揮すると彼らは言う。
また、精巧な複合アルミニウムボディ構造を持つ専用AMGスポーツカーアーキテクチャーにより、2+2シートレイアウトが可能となり、このセグメントのスポーツカーとしては極めて広大な室内空間とラゲッジルームを実現した。
SLS AMG/初代GT 2ドアクーペ/GT 4ドアクーペ/SLに続く、5番目のAMG独自開発モデルとなる新型メルセデス AMG GTクーペは、今回もアファルターバッハ開発陣が誇る、優れた技術ノウハウを誇示するモデルとなっていると強調した。
エクステリアデザイン
メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「センシュアル・ピュリティ」とメルセデスAMGのDNAを高次元で融合させたエクステリアは、新しいレイアウトコンセプトによって、パフォーマンスラグジュアリーを体現し、現代のアイコニックなスポーツカーデザインを代表するスタイリングとなったと表現された。
堂々たる佇まいを醸し出すワイドな専用フロントグリルは、立体形状にデザインされたほか、極めて低い位置にレイアウトされたことで、ダイナミックなフォルムを強調。また、ワイドな視覚効果と空力性能に優れたフロントエプロン、力強いパワードームが配されたロングボンネットがスポーツモデルに相応しいフロントエンドを形成する。
ヘッドライトには3つのLEDのドットが特徴的なデイタイムランニングライトを備えたデジタルライトを採用。先進的かつ独創的な表情を生み出した。
サイドは、ロングホイールベース/ショートオーバーハング/大きく傾斜したフロントウインドウ/ロングボンネット/後方にオフセットしたキャビンがメルセデスAMG GTクーペ独自のダイナミックなプロポーションを形成。
また、際立つショルダーライン、エッジのない面の抑揚による美しいパネル、力強く張り出した前後フェンダーがエレガンスとスポーティネスを見事に融合させたとメルセデスは表現した。シームレスドアハンドルの採用も美しく洗練されたスタイリングに寄与しているという。
なお、アルミホイールは前後とも鍛造の21インチを標準装備。大径のホイール/タイヤが足元を力強く引き締める。
低く構えたパワフルなリアエンドには、3つの立体的なグラフィックが目を惹くLEDリアコンビネーションランプを採用。スリムかつ水平に伸びるランプデザインがリアエンドのワイド&ロースタイリングを強調した。
電動格納式のリトラクタブルリアスポイラーも備わり、展開時は空力性能を高めるばかりでなく、スタイリングにスポーツカーならではの精悍なアクセントを与えながら、格納時はボディラインにすっきりと収まり、スタイリングを損なうことがないとしている。
その他、新デザインのデュアルエグゾーストエンドを一体化したハイグロスブラックのディフューザーもメルセデスAMG GTクーペの特徴だ。
オプションのAMGカーボンパッケージ装着時は、フロントスプリッターやドアミラー、リアディフューザーなどがカーボンファイバーとなる他、エグゾーストエンドとエンブレム類がブラッククロームになるなど、エクステリアを一層ダイナミックに演出する。