【ついに発表トヨタ・ランドクルーザー250シリーズ】 限定車ファーストエディションも販売へ
公開 : 2024.04.19 11:45
トヨタはランドクルーザー「250」シリーズの発売を開始しました。これを記念して特別仕様車「ファーストエディション」がディーゼルとガソリンのZX/VXグレードでそれぞれ設定、限定8000台で販売されます。
もくじ
ーランドクルーザー「250」と特別仕様車発表
ーランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズ
ー2つのランドクルーザー特別仕様車
ー気になる「250」シリーズ車両概要 その1
ー気になる「250」シリーズ車両概要 その2
ランドクルーザー「250」と特別仕様車発表
トヨタは、ランドクルーザーに「250」シリーズを新たにラインナップするとともに、特別仕様車「ZXファーストエディション」と特別仕様車「VXファーストエディション」を設定し発売を開始した。なお2種の特別仕様車は、合わせて8000台の限定発売となる。
メーカー希望小売価格(税込)
ディーゼル
ZX(7人乗り)735万円/VX(5人乗り)630万円/GX(5人乗り)520万円
ガソリン
VX(7人乗り)545万円
特別仕様車メーカー希望小売価格(税込)
ZXファーストエディション/ディーゼル(7人乗り) 785万円
VXファーストエディション/ディーゼル(7人乗り) 700万円
VXファーストエディション/ガソリン(7人乗り) 590万円
「250」シリーズは月販基準台数を2250台とし、KINTOでの取り扱いも行われる。
※沖縄のみ価格が異なる
ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズ
新型車「250」シリーズは、ランドクルーザーの中核モデルとして悪路走破性をベースに扱いやすさを付与し、多くの人々の生活を支える役割と使命を担うべく新たに誕生したとトヨタは語る。
今回開発陣は、時代とともに高級/豪華路線にシフトしてきたこれまでのランドクルーザー・プラドが位置するライトデューティーモデルを、顧客が求める本来の姿に戻そうと取り組んだという。“原点回帰”をキーワードに、開発コンセプトを「The Land Cruiser:質実剛健を追求し、お客様の生活と実用を支え、お客様に信頼されるクルマ」と定め、開発を進めてきた。
また「250」シリーズの登場は「ランドクルーザー」の3モデルのポジションをより明確にしたと述べた。車名も原点回帰を図り、全車「ランドクルーザー」に統一。ランドクルーザーは、これからも様々な社会の要望に応えながら世界中の顧客の生活を支え、信頼されるクルマであり続けるべく進化を続けていくと語っている。
「250」シリーズは、「300」シリーズと同じ強固なGA-Fプラットフォームを採用するなど優れた悪路走破性を追求した。
ランドクルーザー初となる、電動パワーステアリング(EPS)とSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)を搭載。電動パワーステアリングはオフロードでのキックバック低減に加え、オフロード/オンロードを問わない扱いやすさを確保。SDMはスイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替えることができ、オフロードでの悪路走破性/乗り心地とオンロードの操縦安定性を両立させたという。
また、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+ダイレクトシフト8ATおよび2.7Lガソリンエンジン+6スーパーECTといった力強い走りと高い環境性能を実現する2タイプのパワートレインを設定した。
そのパワーは、センターディファレンシャルにトルセンLSDを備えたフルタイム4WDによって余すことなく四輪に伝達され、電動リアデフロックが悪路での力強い走破性を発揮するとともに、前後駆動力配分の自由度を拡大し、より卓越した走行安定性を実現するという。