全長4.4m以下で “7人乗り” 実現! シトロエン新型「C3エアクロス」 箱型シルエットのSUV登場 

公開 : 2024.04.22 06:25

シトロエンは新型「C3エアクロス」を欧州で公開した。Bセグメントの小型SUVで、全長4390mmで7人乗り仕様を設定する。マイルドハイブリッドとバッテリーEVを設定し、今夏に発売予定だ。

7人乗りの小型SUV 今夏欧州で発売へ

フランスの自動車メーカーであるシトロエンは、コンパクトSUVの新型「C3エアクロス」を欧州で発表した。新しいデザインと電動パワートレイン、そして7人乗り仕様を導入した。

新型C3エアクロスは、ハッチバックのC3とプラットフォームを共通化しており、全長4390mmとBセグメントに分類される。ホンダヴェゼルプジョー2008よりも若干長い。欧州では今年の夏までに発売される予定だ。

シトロエンC3エアクロス
シトロエンC3エアクロス    シトロエン

ハッチバックのC3よりも最低地上高が高く、運転視界を向上させている。エクステリアはアグレッシブで、ボクシーなフォルムをとっている。ホイールもより大きいものが装着されるようだ。

仕様詳細はまだ明らかではないが、シトロエンによると快適性も重視し、高度なテクノロジーを搭載しているという。参考までに、ハッチバックのC3にはLEDヘッドライト、ヘッドアップ・ディスプレイ、リアパーキング・アシスタンスが標準装備される。

シトロエンは、ハイブリッド車とEVを投入するとしているが、パワートレインの詳細は伏せられている。

おそらくパワートレインもハッチバックと共通化し、1.2L 3気筒ターボガソリンエンジンと5速MT、12.L 3気筒マイルドハイブリッドと6速DCT、そしてシングルモーターを使用する「e-C3エアクロス(仮称)」が設定されると予想される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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