メルセデス・ベンツGLEクーペ、発表
公開 : 2014.12.10 22:50 更新 : 2017.06.01 02:11
4WDのフロントとリアのトルク配分は、50:50。但し、AMGモデルについてはフロントが40、リアが60と偏ったものとなる。
ボディ・サイズは、全長4900mm、全幅2003mm、全高1731mm、ホイールベースが2915mmという値。ライバルであるBMW X6は、全長4909mm、全幅1989mm、全高1702mm、ホイールベース2933mmという数値である。
GLEクーペの特徴のひとつとしてあげられるのは、ダイナミック・セレクト・ドライビング・モード・コントロール・システムだ。これは、インディビデュアル、コンフォート、スリッピー、スポーツ、スポーツ・プラスという5つのモードを選択できるものだ。この選択により、シャシー、パワートレイン、サスペンション、ステアリング・システムが調整される。また、エンジン・サウンドやフロントのLEDヘッドランプもこれに同調する。最もスポーティなスポーツ・プラスでは、シフトダウンの際にはダブル・クラッチ操作を自動で行うという。
オプションとしては、エアマチック・エア・サスペンションが用意される。これにADSプラス・アダプティブ・ダンパーが組み合わせられることとなる。一方、標準ではコイル・スプリングによるサスペンションとなる。
ホイールは、スタンダードでは20インチで、GLE450 AMGクーペではオプションで22インチまで選択が可能だ。
LEDヘッドランプは全車に標準。また、最新のコマンド・インフォテーメント・システムや、スポーツ・シートも標準装備となる。更に、AMGスポーツ・モデルでは、そのスポーツ・シートがカーボンファイバー・トリムを持つ本革製となる。
安全装備はオプションとしてリスト・アップされる。プレ・ブレーキ・システム、360°カメラ、レーン・ディパーチャー・ワーニング、ナイト・ビジョン・カメラ、ヒーテッド・ウインドスクリーン・ワイパーなどがその一部だ。
なお、AMG版のGLE63 AMGも計画されている。こちらは、525ps以上を発揮する5.5ℓV8ツインターボ・ユニットを搭載するものと思われる。