ミニ・カントリーマン 詳細データテスト ミニらしく活発 SUVらしからぬタイトな挙動 車体は大柄
公開 : 2024.04.27 20:25
使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆
インフォテインメント
カントリーマンは、オペレーティングシステム9を採用するはじめてのミニだ。これはAndroidのソフトウェアがベースなので、おそらくスマートフォンのように使える。運転中のながら操作が禁止されているデバイスと似たインターフェイス、というのはいかがなものかとも思うが。
240mm径の円形ディスプレイはほぼ外縁いっぱいまで発光し、メーターパネルのほかにもさまざまな機能が統合されている。画面上部にタッチすると、メーターを全画面表示することもできるが、われわれとしてはあれこれ組み込みすぎだといいたい。
ホーム画面の構成が上手く、使いやすいショートカットが並んでいるので操作はしやすい。とはいえ、運転中に目線を逸らしたり集中力を削がれたりしないためには、実体コントローラーを使うほうがずっといい。
OLED技術は、ディスプレイをきわめて明るく鮮明にするが、夜間などにはちょっと問題になるほどだ。
ナビに追加するネットワーク機能やゲームなどAndroid系アプリのフル装備は、サブスクリプションのミニ・コネクティッドで提供される。
燈火類
自動ハイビーム付きのLEDヘッドライトは、レベル1オプションパッケージに含まれる。非常に明るく、自動減光は素早かった。
ステアリングとペダル
ペダルはゆったりとした間隔で、どちらも右足での操作がしやすい。ドライビングポジションはアップライトで、ステアリングコラムの調整幅は大きくとられている。