ミニ・カントリーマン 詳細データテスト ミニらしく活発 SUVらしからぬタイトな挙動 車体は大柄

公開 : 2024.04.27 20:25

スペック

レイアウト

プラットフォームはBMWグループのX1やX2、1シリーズと同じFAAR。ICE版はエンジンがフロント横置きで、7速DCTを介して前輪か四輪を駆動する。

サスペンションは四輪独立式。テスト車の前後重量配分は、57:43だった。

エンジン

プラットフォームはBMWの1シリーズなどと同じFAARで、エンジンはフロント横置き。テスト車の前後重量配分は、57:43だ。
プラットフォームはBMWの1シリーズなどと同じFAARで、エンジンはフロント横置き。テスト車の前後重量配分は、57:43だ。

駆動方式:フロント横置き前輪駆動
形式:直列3気筒1499cc、ターボ、ガソリン
ブロック・ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ82.0×94.6mm
圧縮比:11.0:1
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:170ps/4700~6500rpm
最大トルク:28.6kg-m/1500~4400rpm
エンジン許容回転数:6000rpm
馬力荷重比:111ps/t
トルク荷重比:18.5kg-m/t
エンジン比出力:114ps/L

ボディ/シャシー

全長:4444mm
ホイールベース:2692mm
オーバーハング(前):868mm
オーバーハング(後):884mm

全幅(ミラー含む):2075mm
全幅(両ドア開き):3540mm

全高:1661mm
全高(テールゲート開き):2100mm

足元長さ(前席):最大1100mm
足元長さ(後席):600~740mm
座面~天井(前席):最大990mm
座面~天井(後席):940mm

積載容量:450~1450L

構造:スティール、モノコック
車両重量:1545kg(公称値)/1618kg(実測値)
抗力係数:0.26
ホイール前・後:8.0Jx19
タイヤ前/後:245/45 R19 102Y
ハンコック・ヴェンタスS1エボ3
スペアタイヤ:なし(パンク修理剤)

変速機

形式:7速DCT
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
1速:17.00/7.7 
2速:10.59/12.6 
3速:7.07/18.7 
4速:4.86/27.2 
5速:3.78/35.1
6速:3.05/43.5 
7速:2.52/53.9
8速:0.64/52.6

最終減速比:-

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:13.9km/L
ツーリング:16.6km/L
動力性能計測時:7.7km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):13.3km/L
中速(郊外):18.2km/L
高速(高速道路):19.6km/L
超高速:15.9km/L
混合:16.7km/L

燃料タンク容量:54L(オプション)
現実的な航続距離:753km
CO2排出量:145g/km

サスペンション

前:マクファーソンストラット/コイルスプリング、スタビライザー
後:マルチリンク/コイルスプリング

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.6回転
最小回転直径:11.6m

ブレーキ

前:307mm通気冷却式ディスク
後:280mmディスク
制御装置:ABS、EBA、EBD
ハンドブレーキ:電動、ダッシュボード中央にボタン設置

静粛性

アイドリング:40dBA
全開時(3速):74dBA
48km/h走行時:60dBA
80km/h走行時:63dBA
113km/h走行時:66dBA

安全装備

ABS/DSC/ESP/TC/HSA
Euro N CAP:テスト未実施
乗員保護性能:成人-%/子供-%
歩行者保護性能:-%
安全補助装置性能:-%

発進加速

テスト条件:湿潤路面/気温7℃
0-30マイル/時(48km/h):3.6秒
0-40(64):4.9秒
0-50(80):6.7秒
0-60(97):8.7秒
0-70(113):11.3秒
0-80(129):14.3秒
0-90(145):18.2秒
0-100(161):23.6秒
0-110(177):30.5秒
0-402m発進加速:16.9秒(到達速度:140.2km/h)
0-1000m発進加速:30.8秒(到達速度:176.7km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
日産キャシュカイ1.3DIG-T MHEV 158テクナ(2021年)
テスト条件:乾燥路面/気温21℃
0-30マイル/時(48km/h):3.3秒
0-40(64):5.5秒
0-50(80):7.2秒
0-60(97):10.0秒
0-70(113):12.6秒
0-80(129):15.9秒
0-90(145):20.9秒
0-100(161):27.0秒
0-110(177):37.2秒
0-402m発進加速:17.4秒(到達速度:135.2km/h)
0-1000m発進加速:31.5秒(到達速度:168.5km/h)

キックダウン加速

20-40mph(32-64km/h):2.5秒

30-50(48-80):3.1秒

40-60(64-97):3.8秒

50-70(80-113):4.6秒

60-80(97-129):5.6秒

70-90(113-145):6.9秒

80-100(129-161):9.3秒

90-110(145-177):12.4秒

制動距離

テスト条件:湿潤路面/気温7℃
30-0マイル/時(48km/h):10.4m
50-0マイル/時(64km/h):29.0m
70-0マイル/時(80km/h):56.4m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:3.31秒

ライバルの制動距離

日産キャシュカイ1.3DIG-T MHEV 158テクナ(2021年)
テスト条件:乾燥路面/気温21℃
00-0マイル/時(48km/h):8.5m
50-0マイル/時(64km/h):23.6m
70-0マイル/時(80km/h):47.3m

各ギアの最高速

1速:46.7km/h(6000rpm)
2速:75.6km/h(6000rpm)
3速:112.7km/h(6000rpm)
4速:164.2km/h(6000rpm)
5速:210.8km/h(6000rpm)
6速:210.8km/h(4853rpm)
7速(公称値):210.8km/h(4010rpm)

7速・70/80マイル/時(113km/h/129km/h):2143rpm/2449rpm

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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