アウディQ7公開
公開 : 2014.12.13 22:50 更新 : 2017.06.01 02:11
1月のデトロイト・モーターショーでワールド・プレミアを行う予定のアウディQ7の写真が公開された。
この大型の7シーターのSUVは、333psを発揮する3.0ℓV6ガソリン・モデルで、先代Q7よりも325kgも軽い1970kgというボディ・ウエイトが大きな特徴だ。その軽量化は、100kgを主にサスペンション関係から、そして71gがボディ関係からダイエットされているという。個々に見れば、アルミニウム製ドアの採用によって24kgほど軽量化されているという。重量軽減は、電気系のアーキテクチャーや、フロアパンの改良などによっても達成されている。これは主にスティールとアルミニウムを組み合わせたものだという。
デザイン的には、アウディQ3などと比べると、よりSUVらしくガッチリとしたもので、より重みを感じるホイールアーチや、サイドのプレス・ラインなどが特徴。また、フロント・グリルはインゴルシュタットのフラッグシップSUVらしい重量感のあるものとなっている。それでいて、エアロダイナミックのために自動的にシャットダウンするフロント・グリルや、ボディ下部の改良などによって、Cd値は0.32という値を確保した。
ボディ・サイズは、全長が5050mm、全幅が1970mm、全高が1740mmで、標準的なスティール・スプリング・サスペンション・モデルで、先代よりも370mm短く、15mm狭いサイズとなる。ホイールベースも僅か10mmではあるが短くされた2990mmという値だ。
ボディ・サイズが縮小されたにも関わらず、その室内は先代よりも大きくなっているとアウディはアナウンスしている。最大7人が乗車することのできる室内は、フロント・シート、セカンド・シートのレッグルームが21mmずつ拡大され、ヘッドルームも41mm、23mmほど広くなっている。また、サード・シートに関しても、先代よりも24mm高いヘッドルームと、20mm拡大されたショルダー・ルームを持つ。
インテリアは最新のMMIコントローラーとギア・セレクターを持ち、アウディTTで採用された最小限のスイッチ・ギア、そして独立したインフォーメント・システムを持つ。実に現代的にリフレッシュされたといえる。