「クーペにもPHEVモデル」 MB GLC 350 e 4マティック・クーペ・スポーツ・エディション・スター
公開 : 2024.05.03 11:45
メルセデス・ベンツは「GLCクーペ」にもPHEVモデルを追加し発売を開始しました。電気モーターのみで時速140kmを実現し、航続距離では114kmとまさにガソリンと電気の良いとこ取りを目指します。
メルセデス・ベンツGLCにPHEVモデル追加
メルセデス・ベンツは、ミドルサイズSUV「GLCクーペ」に、プラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4マティック・クーペ・スポーツ・エディション・スター」(以下、GLC 350 eクーペ)を追加し、発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は1031万円となる。
GLCクーペは、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとSUVらしい存在感を両立させたSUVクーペだ。メルセデス・ベンツのベストセラーモデル「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えるとともに、プレミアムミドルサイズSUV「GLC」と同等の走行性能、利便性を実現している。
新型GLCクーペは、伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティで力強さを備えたエクステリア、リアルウッドインテリアトリムやカーボン素材のインテリアトリムを採用した質感の高いインテリアを併せ持ち、ダイナミックなドライビング特性、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型の大型メディアディスプレイを搭載する。
このメディアディスプレイには、MBUX全体の中から、走行に合わせて変化するコンテンツをユーザーのために取り出し、関連するサービスとともにMBUX情報アーキテクチャーに表示するゼロレイヤーデザインが採用されており、直感的な操作が可能だという。
また、直感的な行先案内が可能なMBUX ARナビゲーション、片側100万画素以上を誇るデジタルライトによる効果的な夜間の視界確保や、良好な取り回しと優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリングなど、フラッグシップモデルであるSクラス譲りの最新技術を多数採用。
中でもメディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」を標準装備することでオフロード性能の向上も図ったモデルとなっている。
GLC 350 e 4マティック・クーペ・スポーツ・エディション・スターの特長
今回追加するGLC 350 eクーペは、最高出力204ps/最大トルク32.63kg-mを発生する2L直列4気筒ターボエンジンに、容量が31.2kWhのリチウムイオンバッテリーと出力136ps(最高出力100kW/定格出力60kW)トルク44.87kg-mの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルだ。
システム総合の最高出力は313ps/最大トルクが56.08kg-mのパワーユニットを備え、電気モーターのみで140km/hまで走行することができ、EV走行換算距離(等価EVレンジ)は118kmで、お買い物や通勤など日常では電気自動車のように使用することが可能だと述べる。
遠方へのドライブでは電気モーターとガソリンエンジンのメリットを掛け合わせることで航続可能距離や充電時間を気にすることなく、安心して使用可能だと付け加えた。
その他の特長
急速充電(CHAdeMO)と普通充電対応
GLC 350 eクーペは、急速充電(CHAdeMO)に対応し、6.0kW(30A)の交流普通充電にも対応しているので、外出先や自宅での様々な充電方法に対応可能だ。