ミニのMPVはスペースボックス?
公開 : 2012.07.18 11:18 更新 : 2017.06.01 01:00
BMWが、第3世代のミニのラインナップについて、既存の7つのボディ・バリエーションを超えるのかどうかという手掛かりがこのモデルから伺い知ることができよう。内部的にスペースボックスと呼ばれているこの新しいミニのファミリーMPVが、どうやらそのラインナップに加わりそうだからだ。
第2世代のBMW X1の姉妹車として、このモデルは現行カントリーマンよりもよりMPVに近い設計がされている。ミニの情報筋は、ミニを拡大する計画については堅く口を閉ざしているが、1つの案は、2つのモデルがカントリーマンにとってかわるというものだ。現在、カントリーマンが実用向けのSUVでもなく、ユーティリティなファミリーカーでもないということが議論の的となっている。
次世代のスペースボックスは、BMW X1と対になるモデルで、よりゴツゴツしたルックスを持つSUVになる。それは通常のミニよりも長いオーバーハングによって15cm長くなる。そのサイドビューはカントリーマンとは似ているが、新しいスペースボックスは、より実用的なファミリーカーとなる。
第3世代のクラブマンは、よりいっそうエステート・モデルとしての磨きを掛ける。それは、リアの観音開きドアを持つことになっている。
今年後半になり、BMWは、全て新しい前輪駆動プラットフォーム、UKLを使ってミニとBMWの生産を開始する。このプラットフォームは少なくとも2津のホイールベース、そして2つのシート・ポジションを持つことになる。また、4WDもオプションとして用意される。
この新しいプラットフォームで生産される最初のモデルは、ミニのハッチバックだ。そして、その後BMW 1シリーズが続く。UKLプラットフォームが、現行のカントリーマンよりも大きなホイールベースを持つことを、この写真が示してる。