【最終最強のW12搭載】 ベントレー・バトゥール・コンバーチブル 内装にジュエリーとのコラボ

公開 : 2024.05.10 07:25  更新 : 2024.05.10 23:41

エクスクルーシブでパワフル

バトゥール・コンバーチブルは、英国クルーにあるカーボンニュートラルなベントレーの工場にあるマリナーの工房で、1台1台が数ヶ月かけて手作業で製作される。生産台数はわずか16台で、ベントレーのアイコンであるW12エンジンを搭載した最後のベントレーとなる。

バトゥール・コンバーチブルがクーペと共有するW12パワートレインでは、吸気システムの改良、ターボチャージャーのアップグレード、新しいインタークーラーなどを含む大規模な再調整により、最高出力750ps/最大トルク101.97kg-mを実現し、この最高峰のグランドツアラーに卓越したパフォーマンスを提供する。

ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表
ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表

このエンジンは、20年以上にわたるW12開発の集大成となるもので、その間、燃費が25%向上する一方で、出力は40%近く向上したとベントレーは述べた。

W12エンジンはベントレーの8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされ、スポーツエグゾーストがパフォーマンスの高さにふさわしいサウンドトラックを奏でる。なおエグゾーストシステム全体はチタン製で、フィニッシャーもチタンで3Dプリントにより製造された。

バトゥール・コンバーチブル0号車

エンジニアリング開発車であるバトゥール・コンバーチブル0号車は、顧客仕様と同じレベルの細部へのこだわりを持っている。

外装の塗装は、モダンな表面全体に鮮やかな色彩を提供する特注色、バーミリオンサテン・デュオトーンにバーミリオングロス。ボディワークは、ハイグロスカーボンファイバー製のフロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーによって強調された。

ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表
ベントレー・バトゥール・コンバーチブル発表

フロントには、グロスダークチタニウムで仕上げられたメインマトリックスと、中央のベルーガから鮮やかなバーミリオングロスのサイドへと流れる水平のオンブレパターンのコントラスト・シェブロンがアクセントを添える、卓越した芸術的なグリルを採用。

「エンドレスボンネット」ラインはグロス・ダークチタニウム塗装で仕上げられ、22インチ・ホイールはスポークがグロスブラックチタニウムとサテンブラックチタニウムで、バーミリオングロスのアクセントが施されている。

記事に関わった人々

  • AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事