【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
公開 : 2024.05.13 17:45
ロールス・ロイスは2018年に登場したSUVカリナンをシリーズIIへと進化させました。カリナンの登場でRRには運転手使用率や平均年齢の若年化という大きな変化があり、まさに新時代を開拓している1台です。
スーパー・ラグジュアリーSUV
2018年に発表された初代カリナンは、他に類を見ない厳しい要件を満たす、世界初のスーパー・ラグジュアリーSUVであったとロールス・ロイスは語り始めた。
パフォーマンスとエンジニアリングの観点から、地球上で最も厳しく過酷な環境に対応する真のオフロード性能を備える必要があったという。
同時に、どのような環境においても、ロールス・ロイスが誇る無双の快適性とその代名詞である「マジック・カーペット・ライド」を提供しなければならず、堅牢かつ上品、また勢いと落ち着きを兼ね備え、どのような場所でもエフォートレスな走行を提供する究極のスーパー・ラグジュアリーSUV、カリナンは、その成功によって、世界中のロールス・ロイスの顧客が持つ最も野心的な期待を超え、現在当社のポートフォリオの中で最も需要の高いモデルへと成長している。
カリナンがこの上ない成功を収め、世界全域の顧客から非常に高い評価を得ていることを踏まえ、細心の注意を払いながら「SUV型のロールス・ロイス」の新たな表現に挑んだという。
ロールス・ロイスのデザイナー、エンジニア、職人たちは、5年間にわたり顧客からの詳細なフィードバック、そして世界中のプライベート・オフィスを含むブランド独自の情報を収集し、数々の新技術を駆使しながらカリナンを進化させた。
ロールス・ロイス史上、最も大規模なシリーズの開発から生まれた新たな装いは、カリナンの空前の人気を支える本質的な要素を忠実に受け継ぎながら、変遷するラグジュアリーのコードと進化する顧客の利用パターンを反映している。
威風堂々と都市を駆け抜ける
カリナンは最初の納車以来、完成度の高い最高峰のオフロード車としての役割を果たし、顧客はこれまでのロールス・ロイスでは行くことのなかった場所へ赴くようになったと彼らは語る。
カリナンは高い汎用性とエフォートレスな本質によって、多くのオーナーにとって「日常使いに最適な車」となり、事実、数多くの顧客が、充実した多様なコレクションが存在する中で、カリナンの6.7L V型12気筒エンジンのような、エフォートレスなパフォーマンスを提供するSUVは他に無いと評価しているという。
これらはすべて、カリナン・シリーズIIをデザインするにあたり重要な考慮事項となった。
ロールス・ロイスの顧客は、世界の大都市から新興地域の急成長都市に至るまで、都市部に集中する傾向が強まっていることが分かっており、そのため、カリナンには自然の中で思いのままに走行できる性能を備えながらも、見る人を惹き付け、顧客の個性を映し出すスーパー・ラグジュアリー製品としての需要が高まっていると分析している。
また、顧客自身で運転する方が増えていることも確認されているが、カリナンが初めて登場した頃は、70%以下であったとも述べた。現在は、ほとんどのオーナーがカリナンを運転し、運転手を利用する顧客は10%を下回るという。
ブランドの若返りやビスポーク・コミッションの増加と共に、カリナンはロールス・ロイスの顧客の平均年齢を、2010年の56歳から現在の43歳へと引き下げることに貢献した。