三菱自動車、米国イリノイ工場でアウトランダー・スポーツの現地生産を開始
2012.07.18
三菱自動車は、同社の米国における製造・販売会社ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インクの生産工場(イリノイ工場)で、アウトランダースポーツ(日本名:RVR)の生産を開始した。
イリノイ工場では、ギャラン、エクリプス、エクリプススパイダー、エンデバーの生産を行ってきている。今般、同工場の生産モデルをアウトランダースポーツに切り替える、北米市場向けに止まらず、ロシア、中南米、中東の各市場向け車両の生産及び輸出も開始することとなった。
イリノイ工場での年間生産台数は5万台レベルを計画しており、将来的にはこれを7万台規模にまで引き上げることを検討している。三菱自動車は、今後、このイリノイ工場を同社の海外生産・輸出拠点と位置づけ、適正レベルの生産台数を確保する。