BMW、FCVのテストを開始

公開 : 2014.12.18 22:50  更新 : 2017.06.01 02:11

BMWは近い将来、FCVのテストを開始する。これは、セールス&マーケティング責任者のイアン・ロバートソンが明らかにした情報だ。

BMWは以前、FCVのテストを行っていた。2007年に開始されたそれは、ガソリンおよび水素エンジンで動く6.9ℓのV12を搭載した7シリーズで、100台ほどがテストに使用された。エンジンは、260ps、40.0kg-mで、0-100km/hが9.5秒というパフォーマンスを持っていた。

現在、開発が進められているのは、トヨタと共同で行なわれているもの。トヨタ・ミライでもわかる通り、近年、燃料電池スタックと、水素の保管に関しては、かなりの進歩が見られている。

「われわれはFCVに対する投資を続けていくつもりだ。本当の問題は、コストが見合うかということであり、バッテリーの技術進歩にもかかっている。」とロバートソン。

いままで内燃機関に投資していた費用が、バッテリーと電気モーターへの投資に使われるようになったという。将来的には、その投資が、内燃機関エンジンよりも大きくなると予測しているようだ。

実際、BMWは今年発表したi3によって、EVを生産するメーカーとしては3位のポジションにつけた。そのi3は、2015年にはアジア市場で発売される予定だ。

現在、販売が予定されているi5は、トヨタ・ミライに使用されているパワー・トレインの修正されたバージョンを使用することとなる。

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